ゴエモンのつぶやき

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障害者施設で繰り返し虐待 入所者、歯や骨折る大けが

2016年06月25日 03時25分17秒 | 障害者の自立

 京都府南丹市八木町の障害者支援施設「あけぼの学園八木寮」で、知的障害がある30代の男性入所者が職員から繰り返し虐待を受け、前歯や足の骨が折れる大けがをしていたことがわかった。施設を運営する社会福祉法人が23日、ホームページで発表した。府は法人に改善勧告を出し、府警も捜査している。

 発表などによると、男性入所者は昨年9月、20代の男性職員に部屋の外に出された際、右太ももを骨折した。府は昨年10月に法人に再発防止を求め、南丹署は今年4月に傷害容疑で職員を書類送検した。

 この男性入所者は今月3日にも、50代の男性職員から電気シェーバーを投げつけられ、前歯1本が折れた。このため事態を重く見た府は21日、法人に改善勧告を出し、第三者を交えて再発防止策を作って府に提出するよう要求。南丹署は22日に男性の家族から出された被害届を受理し、改めて捜査を進めている。

 施設には約50人が入所し、職員は約30人。法人は50代職員を懲戒免職としている。施設の担当者は「研修などで再発防止を徹底したい」と話した。

写真・図版 

入所者が大けがをしたあけぼの学園八木寮=京都府南丹市八木町

2016年6月24日  朝日新聞


障害者差別解消へ一歩  法施行で取り組み進む

2016年06月25日 03時14分07秒 | 障害者の自立

 今年4月に施行された「障害者差別解消法」。横浜市は2月、同法に関する取り組み指針をまとめた。これに基づき5月から、区役所での手話通訳対応の充実が図られるなど差別解消に向けた取り組みが始まった。

 同法は2013年制定。国の機関や地方自治体、民間事業者に対し障害を理由とした不当な差別的取扱いを禁じるほか、障害者からの求めに応じて、その場でできる範囲の対応(合理的配慮)を義務づけるもの。

 横浜市では施行に向け障害のある当事者や家族、支援者らによる検討部会の提言と、閣議決定された基本方針を踏まえて今年2月に指針を定めた。全庁的な取り組みを目指し、全職員向けの対応要領も策定。同法施行前の3月に庁内で周知したほかeラーニングを活用した研修を行い、法律の趣旨や対応要領の内容、障害の基本的な理解の浸透を図った。市障害企画課は「研修等は今後もテーマを定めて継続する」としている。

 合理的配慮の提供については、対応要領等の中でさまざまなケースの具体例を提示。同課は「1人ひとりの声や意向を聞き、その場その場で対応する」としている。公共施設の指定管理者には努力義務となるが、障害者が不利益を被らないよう行政機関に準じた対応を目指し、調整するという。

 差別解消への具体的取り組みとして、市は5月から区役所窓口での手話通訳対応の充実を図っている。予約制の手話通訳者派遣制度を継続するほか、中区と戸塚区ではモデル実施として、手話通訳者を週2回配置。また全区役所に各1台タブレット端末を導入し、映像を通して障害者スポーツ文化センター横浜ラポール(港北区)にいる通訳者と窓口をつなぐ取り組みを始めた=写真。今後、他の障害についても課題を探り、対応を進める方針だ。

 精神障害者作業所を運営するNPO法人アニミ理事長で、車いすで生活する服部一弘さんは同法の施行について「ようやく、という思い。合理的配慮がどこまで進むかわからないが、実情を知ってもらうきっかけになるのでは」とし、「市内中心部は、ある程度ハード面は充実している。行政だけでなく市民の理解が進んでいけば」と話す。

 市は今後、リーフレットの作成や講習会を行い市民への啓発を進める。7月には当事者や事業者による地域協議会を開く予定だ。

2016年6月23日   タウンニュース


障害者雇用で人材不足解消  就労支援所がセミナー

2016年06月25日 03時09分50秒 | 障害者の自立

 精神障害・発達障害者の就労移行支援を行う「一般社団法人ペガサス」が7月8日(金)、人材を有効活用する手法の一つとして、障害者雇用の現状やメリットを伝えるセミナーを開く。参加費は無料。

 当日は2部構成で行われ、午後6時からは同代表理事の木村志義氏が講演。「人材不足は障害者雇用で解決できる」をテーマに、障害者をチャリティではなく、ビジネスの目線で活用するための企業実習や、職場定着支援の方法を語る。

 6時50分から行われる第2部では、社会保険労務士の前田豊氏が人材育成や労働環境整備の助成金活用法を、事例紹介を交えながら伝える。

 両者の講演後には個別相談会を実施。仕事の創出方法や雇用管理など、障害者を”戦力化”するためのアドバイスを行う。

 会場は日の出町のペガサス横須賀センター。定員30人(先着順)。問合せ・申し込みは【電話】046・854・9061 締切は7月1日(金)まで。

2016年6月24日   タウンニュース


難聴者にも聴こえやすいスピーカー、ブイキューブがWeb会議用に販売

2016年06月25日 02時55分07秒 | 障害者の自立

“音のバリアフリー”をうたう「ミライスピーカー」と「V-CUBE」をパッケージ

 ブイキューブは6月21日、Web会議サービスでの利用を対象に、サウンドファンが開発する難聴者向けスピーカー「ミライスピーカー」の独占販売契約を締結した。Web会議サービス「V-CUBE」と組み合わせたパッケージを発売し、Web会議やWebセミナーの配信において、難聴者にも健常者にも聴き取りやすい音声を提供する。

 今年4月、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(いわゆる「障害者差別解消法」)が施行され、企業には誰もが働きやすい環境を充実させていくことが求められるようになった。そこでブイキューブでは、ビジュアルコミュニケーションサービス事業者として、難聴者への実証実験で高い効果が確認されているミライスピーカーの販売を行うことにしたという。

 ミライスピーカーは、独自の特許技術(曲面振動板スピーカー)を採用し、距離減衰が少なく明瞭度が下がりにくい音を生むのが特徴の製品。声に特化しており、小さな音量でも聴き取りやすい音が出せるため、病院や老人福祉施設、銀行、行政サービス、公共イベント会場などでの利用が期待されている。

 難聴にはさまざまな「聴きにくさ」のタイプがあるが、ミライスピーカーの難聴者400名に対する試験では、およそ8割が「聴きやすい」と回答したという。また健常者においても、小さな音でも言葉の意味がわかりやすくなる効果が期待できる。

 ブイキューブでは、「企業における軽度・中等度・高度の難聴者と健聴者のコミュニケーション環境を可能な限り平等にすることで、働きやすい社会への貢献を目指してまいります」と述べている。

「ミライスピーカー」(右から2つめの箱)と「V-CUBE」、カメラ、マイクの組み合わせパッケージを発売。難聴者でも働きやすい環境の実現を目指す

2016年06月23日   ASCII.jp


アマゾン、「Kindle」の新モデルを発表--前世代より11%薄く、16%軽く

2016年06月25日 02時46分34秒 | 障害者の自立

 Amazonの最も低価格の電子書籍リーダー「Kindle」が刷新される。

 2016年モデルには、以下に示すいくつかの機能改良と小さなアップグレードが新たに追加されている。

  • 前世代のKindleより11%薄く、16%軽くなった。
  • カラーはブラックとホワイトの2色。
  • 角ばった印象の前機種と比べて、エッジと本体がやや丸みを帯びたデザインに。
  • アクセシビリティを向上させるため、Bluetoothオーディオをビルトインでサポート。視覚障害者はページの内容やナビゲーションプロンプトを自動的に読み上げる「VoiceView」の音声を、ワイヤレスヘッドホンやスピーカーで聞くことができるようになった(ただし、「Audible」のオーディオブックには非対応)。
  • Amazonの読書サイト「GoodReads」との統合性が強化された、パーソナライズされたホーム画面。
  • メモやハイライトを電子メールにエクスポートする機能。

 それ以外の面では、2016年版Kindleは、2014年版の前機種とほぼ同じに見える。価格もほとんどの地域で同水準に維持される。米国では約80ドルで、7月7日に出荷が開始される。

2016/06/23   CNET Japan