ゴエモンのつぶやき

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障害者ら運営の喫茶店 志方公民館にオープン

2018年05月14日 12時46分34秒 | 障害者の自立

 兵庫県加古川市志方町志方町の志方公民館に、障害者がスタッフとして勤める喫茶店「向日葵珈琲倶楽部」がオープンした。地域のボランティアも加わり、住民に愛される喫茶店を目指す。

 就労継続支援B型事業所「ひまわりの郷」(同市加古川町大野)が運営する。

 同公民館では、コーヒー豆の焙煎業者が運営していた喫茶店が3月末に閉店。住民の憩いの場を持続させようと、運営の担い手を探していたところ、ひまわりの郷が「利用者が社会に溶け込むきっかけになる」と運営を引き受けた。

 喫茶店での就労を希望した15人のうち、毎日3~4人が交代で店に立つ。注文を取る、コーヒーをいれる、皿を洗うなど業務の幅は広いが、女性(44)は「仕事を覚えるのが楽しいし、地域の人と話せる」と喜ぶ。

 サポートするのは、地域のボランティア。同公民館で毎月開かれる、認知症の人や家族の交流を目的にした「あさがおカフェ」を運営するボランティアの主婦らが接客や業務を教えている。地元の女性(74)は「一生懸命取り組んでくれてうれしい。地域住民が交流する場を維持するため、一緒に頑張りたい」と話した。

 午前10時~午後3時。営業は火~木曜と、第2、4土曜。ホットコーヒー300円、トースト160円など。同公民館TEL079・452・0700

志方公民館にオープンした喫茶店「向日葵珈琲倶楽部」

2018/5/13    神戸新聞NEXT


横国大・非常勤講師、障害武器に研究の道へ 自分の経験から「学校生活の課題」探る

2018年05月14日 12時38分26秒 | 障害者の自立

プール事故で肢体不自由

 中学時代のプール事故で肢体不自由となった男性が、障害者としての自身の経験を生かし、障害児者の教育について研究を深めようとしている。東京学芸大大学院博士課程を今春修了した、高野陽介さん(30)=千葉県木更津市=だ。「障害がある自分だから踏み込める研究がある」。4月からは横浜国立大で非常勤講師をしつつ、研究の道を歩んでいる。【宇多川はるか】

 

 高野さんは東京学芸大大学院の連合学校教育学研究科に在籍中、横浜国立大に配置され、同大の泉真由子教授の研究室で約8年間にわたって特別支援教育の研究を進めてきた。特に焦点を当てたのは、肢体不自由児者が高校に入学し、学校生活を送る際の課題。自身の経験からテーマを絞った。

 高野さんは中学3年の夏、学校で水泳大会の練習をしていて事故に見舞われた。飛び込んだ時にプールの底に頭を衝突。頸椎(けいつい)を損傷し、首から下の体が両手以外、動かなくなった。

 それでも「高校に行きたい」という思いから進学を目指し、地元の県立高校に入学。車椅子で介助を受けながら授業に参加した。「健常者の中で過ごすことで関わり方を学べた。健常者と共に社会で暮らしていく上で、重要な時間だった」と高校生活を振り返る。

 ただ、入学が可能になったのは、母親による送り迎えと付き添いという条件を実現できたから。障害児者に対する教員の理解も、入学につながった。

 高校から大学に進学し、卒業後の進路を考える中で望む高校に入学できなかった障害児者の存在を知り、「自分は恵まれていた」と痛感した。「障害のある子どもの後期中等教育(高校段階の教育)の可能性を広げるために、研究で役立ちたい」。大学院に進んだ。

 修士課程では自身の高校生活を研究対象にして、学校側の受け入れ態勢の問題や同級生の障害者に対する意識などを調査した。博士課程は、全国の自治体の教育委員会や高校、障害児者団体へのインタビュー調査などを通し、肢体不自由児者の高校進学や学校生活における課題を検討。当事者として抱いた問題意識も大事にしながら、論文をまとめた。

 「障害があるからこそできることを、自分の武器にしていきたい」。研究の道はこれからも続く。

毎日新聞   2018年5月13日


ディスク投げ 330人競う 津

2018年05月14日 11時59分40秒 | 障害者の自立

 県障がい者スポーツ大会が12日、津市一身田大古曽の県身体障害者総合福祉センターグラウンドで開かれ、フライングディスク競技に約330人が出場した。

  フライングディスクは、直径20センチほどのプラスチック製の円盤を投げ、飛距離を競ったり、5メートル以上離れた場所に置いた円形のゴールを狙ったりする。

 茨城県で来年開かれる第19回全国障害者スポーツ大会の県代表選考の参考になる大会で、四日市の安田美佐さん(42)が「日ごろの練習の成果を出したい」と選手宣誓した。

 全国大会に3度出場した経験がある北村英志さん(51)は「自分の持っている力をフルに出し切りたい」と話し、真剣な表情で競技に臨んでいた。

毎日新聞   2018年5月13日