ゴエモンのつぶやき

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農福連携へ協議会発足 三島市など、障害者の就労促進図る

2018年05月16日 19時01分55秒 | 障害者の自立

 障害者の農業分野への就労を促進しようと、三島市やJA三島函南などは14日、「三島函南農福連携支援連絡協議会」を設立した。官民が協議会を設立する形で同様の取り組みを一体的に推進する事例は県内で珍しいという。
 農家の人手不足や遊休農地の解消、さらに障害者の収入向上を同時に図ろうと、市とJAが検討を進めてきた。
 協議会の役割は福祉事業所と農家の仲介。農家が提出した作業依頼書を複数の福祉事業所に送り、マッチングを図る。
 同市のJA三島函南本店で14日夜、設立総会を開き、JA関係者や生産者、市内の福祉事業所の代表者ら約40人が出席。福祉事業所の職員向けの農業塾を開講するとした2018年度の事業計画案を承認した。
 会長に選出された内藤吉雄さんは「農家、福祉事業所、農協、行政が連携を密にして頑張っていきたい」とあいさつした。

2018年度の事業計画案などを承認した設立総会

2018/5/16    @S[アットエス] by 静岡新聞

 

 


強制不妊の悲劇 学生が学ぶ 学習会立ち上げ

2018年05月16日 18時46分07秒 | 障害者の自立

 旧優生保護法(1948~96年)により障害者らに強制的に不妊手術が繰り返されていた問題で、大学生や大学院生らが旧法による被害について学ぶ活動を始めた。17日には被害者らが東京、仙台、札幌の3地裁で国に損害賠償を求める訴訟を一斉に起こす。若い世代がこうした動きに着目し、今も差別や人権侵害が日常に潜んでいないかと問い直す狙いだ。 (石川修巳)

 「被害者が声を上げ、実態を明らかにする。それが社会を変える力になると信じてきたし、これからも信じたい」

 四月二十六日夜、東京都立川市であった学習会。旧優生保護法の被害者弁護団長を務める新里(にいさと)宏二さんが、約六十人の学生たちに語りかけた。

 「なぜこんなことが起き、放置されてきたのか。若い皆さんにも問題意識を共有してもらうことで、社会は少しずつ変わると思っています」。次世代を担う学生に思いを伝えようと、仙台市の事務所から会場へと急いだ新里さん。「いま六十六歳ですが、五百メートルくらい走りました」とも明かした。

 主催したのは「旧優生保護法を考える学生の会」。ブラック企業問題などに取り組んできた大学生や大学院生らの有志約十人で結成した。学習会のほか、不妊手術を強いられた当事者へのヒアリングや、被害者への補償を求める署名活動なども行うという。

 東京大大学院で貧困問題などを研究する渡辺寛人さん(29)は「優生思想に近い社会の価値観は今もあって、生きづらさにつながっている。過去の話ではなく自分たちの問題として、学生自身が考えたり学んだり、アクションを起こしたりしたい」と語る。

 旧法から差別的な規定を削除し、母体保護法に法律名を改めたのが二十二年前。学習会に集まった学生たちの多くは、「旧法後」に生まれた世代に当たる。

 熱心にメモを取っていた日本大法学部の辰巳和貴さん(20)は「生まれる一年前まで、こんな差別が法律で認められていたなんて」と驚く。今年一月に宮城県の被害者の女性が初めて提訴したことで社会的注目が集まり、救済措置の流れもできてきた。辰巳さんは「被害者の声が社会の雰囲気を変えられるんだと実感できたし、風化させちゃいけない」と力を込めた。

 中央大法学部の女子学生(18)は「どうして当時は全会一致で法律が成立したのかな。明らかに人権侵害だし、しかも九六年まで適法だったなんて。司法には社会を変える力があると信じて、弁護士を目指したい」と話した。

<旧優生保護法> 「不良な子孫の出生防止」を目的に1948年施行。ナチス・ドイツの「断種法」の考えを取り入れた国民優生法が前身で、知的障害や精神疾患、遺伝性疾患などを理由に本人同意がない場合も不妊手術を認めた。厚生労働省によると、不妊手術を施された障害者らは約2万5000人で、うち強制されたのは約1万6500人に上る。96年に障害者差別や強制不妊手術に関する条文を削除、「母体保護法」に改められた。

新里宏二弁護士を招き、旧優生保護法や強制不妊の問題について考える学生たち

2018年5月16日    東京新聞


ぬいぐるみ療法とは?~うつ病に効果あり

2018年05月16日 18時31分35秒 | 障害者の自立

https://www.photo-ac.com

皆さんはぬいぐるみ療法(ぬいぐるみセラピー)ってご存知ですか?ぬいぐるみというと赤ちゃんや幼児が持っているというイメージですよね。ところが、ぬいぐるみにはうつ病を改善させる効果もあるのです。オランダの研究グループはぬいぐるみが持つ大人への癒し効果についての研究結果を発表しています。その研究結果によると、ぬいぐるみには精神状態を落ち着かせ、癒しをもたらす効果があるとわかりました。私は、たまたま小さい時に親に買ってもらって、今でも大切にしている猫のぬいぐるみがあり、たまに抱きしめたりしています。確かに効果大!だなと思います。今回はそんなぬいぐるみ療法の効果などについてお話していこうと思います。

ぬいぐるみ療法の効果

①孤独・不安の解消
人間は何かに触れることで、癒し効果が得られるのです。ぬいぐるみは誰にでも精神状態を落ち着かせて癒し効果が得られるのです。ぬいぐるみに触れることで癒しが得られ、孤独感や不安感の解消につながります。

②自分自身を抱きしめる
ぬいぐるみを抱きしめることは、自分自身を抱きしめることになるのです。ぬいぐるみに自分自身の寂しさや不安、いたたまれなさを投影して抱きしめることで、「自分で自分の心を抱きしめ、癒す」といった感覚になるのです。

③アダルトチルドレン
アダルトチルドレンとは、幼少期の家庭環境のトラウマが原因で、大人になっても深く悩んでいる人のことを指します。その悩んでいた「幼いころの自分」をぬいぐるみに投影し抱きしめることで、癒し効果が得られると考えられています。なお、「アダルトチルドレンにはうつ病患者が多い」と考えられており、両者の関係は密なものだといわれています。うつ病のケアはもちろん、アダルトチルドレンのケア、もしくは両方に悩まされている人のケア方法として、ぬいぐるみ療法は効果的です。

私が実践しているぬいぐるみ療法

①朝一、抱っこし、「おはよう」と声をかけ、外出時「行ってきます」、帰宅後「ただいま」と声をかける。
②就寝時、抱っこ、抱きしめる、頬にあてるなどスキンシップを行う。抱きしめて眠る。
③休日でも1回は抱きしめる。

ここまでお読みいただき、「大人がぬいぐるみを触るなんて恥ずかしい」「精神的に子どものままなんじゃないか」と思われた方もおられるとは思いますが、今ストレスをたくさん抱えている方、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?私はぬいぐるみを抱きしめるとよく眠れます。それは、赤ちゃんや幼児がぬいぐるみを抱っこするとスムーズに眠れるように、大人も不安感が解消されてリラックスすることができるからではないでしょうか。うつ病改善にもなり、オススメです。

参考文献

うつ病を改善する「ぬいぐるみテラピー」とは?
http://www.utsu-s.jp

ぬいぐるみの癒し効果!不安や心配もぬいぐるみで解消できる!
http://omoideya.net

2018.5.15    障害者ドットコムニュース 


強制不妊手術 生存者10人の記録発見 県障害者施設、入所時に作成

2018年05月16日 18時23分13秒 | 障害者の自立

 旧優生保護法(1948~96年)下で障害者らに強制的に不妊手術が行われた問題で、県は15日、障害者支援施設「県立あすなろの郷」(水戸市杉崎町)で、入所者10人が不妊手術を受けたとされる記録が見つかったと発表した。生存が明らかな障害者の手術を示す記録が見つかるのは県内で初めて。

  県少子化対策課などによると、10人は60~80代の女性。いずれも施設に入所した際、職員が家族や福祉事務所の担当者から聞き取って作成した「入所者指導台帳」に手術を受けた記録があった。

 台帳には、家族関係や生育歴、既往歴などの記載があり、過去に不妊手術を受けたか記入する欄もあった。一部の障害者の記録には、手書きで「優生手術」や病院名なども記載されていたという。

 同施設によると、先月18日に県内の医療機関で手術を受けたとされる9人の名前が書かれた資料が見つかったと報道されたのを受け、施設内の保管資料を調べたところ、この台帳を見つけたという。今年4月1日現在、同施設には434人が入所している。

 この問題を巡っては、県立歴史館(同市緑町)で、手術を受けたとみられる障害者ら19人分の名前が書かれた資料が見つかり、その後、このうち13人については名前が一致するカルテが県立こころの医療センター(笠間市)で見つかっている。県は今後、今回見つかった10人の記録を照合するとともに、民間の施設や病院にも調査を依頼する方向で検討している。

毎日新聞   2018年5月16日


ちぎり絵に生きがい、母の遺志継ぐ 松井さん、大牟田・三池で 病気や障害者の作品も

2018年05月16日 18時11分22秒 | 障害者の自立

 パーキンソン病とがんを患いながら最期までちぎり絵を生きがいに頑張った母の思いを継いで、大牟田市東新町の自営業、松井小百合さん(62)が同市の三池地区公民館で「笑顔の集い」展を開いている。遺作のちぎり絵のほか、病気や障害を抱えた人たちの手作り作品も展示している。

 松井さんの母・渡辺嘉子さん(享年83)は、パーキンソン病のリハビリをきっかけに70代半ばからちぎり絵を始めた。2013年から毎年個展を開き、ファンも徐々に増えていった。15年末に直腸がんが見つかった後も、個展での記帳ノートの言葉を励みに5回目の開催を楽しみにしていたが、直前の昨年3月に息を引き取った。

 遺作展となった同5月の個展後も、松井さんのもとに「続けてほしい」との声が届いた。思いついたのが、母のように病や障害がある人たちの作品も飾ること。応募作品には、笑顔の写真も付けることを条件にした。

 展示してあるのは母の遺作18点を含め、市立橘中学校特別支援学級の生徒の塗り絵や高齢者福祉施設の入所者らの竹細工など計約150点。松井さんは「毎日を笑顔で過ごすための努力を一生懸命している人の作品を見て、前向きになってもらいたい」と話す。最終日の27日、午後1時半から同特別支援学級の生徒によるハンドベル演奏もある。無料。

〔筑後版〕毎日新聞       2018年5月16日