県総合教育会議が29日開かれ、県立高校で知的障害がある人を受け入れる「インクルーシブ教育実践推進校」(3校)の成果に関する報告があった。今年度は前年度より10人多い41人の知的障害者が入学しており、県教委は「知的障害のある生徒が高校で教育を受ける機会の拡大につながった」と報告した。
インクルーシブ教育実践推進校は昨年度から指定。今後は県内全域で志望できるよう、県立高校十数校の追加指定を行うとした。他に、今年度から県が行う性的少数者への専門相談員の派遣などが紹介された。
毎日新聞 2018年5月30日