ぽちぽち行こう

ぽちぽちいこうからお引越し
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今はほとんど水彩画のお絵かき教室報告になってます

せっちゅうちょこっと旅に出た 後編

2007-12-07 23:35:30 | ノンジャンル
こんばんは。
怒涛の忙しさからはや一週間。
楽な時間はソーメン流しのようにつるつると流れていきます。

今日は午前中働かんぞと決め、働きませんでした。
んでなるべく早くマイソロをクリアしようとプレイしたのですが、
レベル上げに入った謎のダンジョンで
迷子になったり強いモンスターに立ち往生したりで、
備蓄のトリートとスペシフィックを無駄に使ってしまいました。
ああクリアへの道はるかなり。

ということで、どうでもいいっちゃいいけど、昨日の日帰り旅行記の後半行きます。
午後からは湖国滋賀を離れ、お隣は岐阜県、天下分け目の関が原にやってまいりました。
そして「関ヶ原ウォーランド」というところに立ち寄りました。

関ヶ原は三方を山に囲まれた盆地の町で、そこで天下分け目の合戦があったわけですが、
戦場は戦いの後、元の集落に戻り、その一角にこの施設があります。

入り口 白壁にペンキで案内が…

そしてミニ戦場にはセメントのモノノフたちが…

ぐはっ!差し違えじゃーーっ


毛利軍は様子見… さてどちらの軍につこうかのう


よい子は僕に乗ってもいいよーーん。ひひーん。

…という感じで楽しいというかチープというかそんな展示なのですが、
ホールで説明してくれたオジサマの説明が印象的でした。

おじ様も充分印象的でした。

関ヶ原の合戦で一番の犠牲者はそこに住んでいた九百名ほどの住民である。
合戦の日、住民は村が見渡せる山に登って事の成り行きを見守っていた。
なるべく早く戦いが終わって欲しいと願いながら。
幸い半日で済んだけれど、戻ってみれば、
自分たちの家に火がつけられ、刈り入れ前の田んぼが踏みにじられている。
そして村人たちに残された三万もの死体を片付けよとの命令が下される。
4キロ四方の村に三万の遺体… 
九百名の村人のうちの働けるものが働いて
死体を荼毘にふして穴を手作業で掘って埋める…
全て片付くのに半年かかったそうです。
その間立ち込める異臭、不衛生。
主のない馬を持ち去っていく者、
落ちたり遺体が身に着けていた刀や兜を持ち帰る者。
付近の村からも来る火事場泥棒。

…私は関ヶ「原」って言うくらいだから、
人の住んでない原っぱで戦ったのかなーって思っていたので、
なんか目からウロコでした。
そうだよね。戦えば死体も出るよね。死んだら味方は置いて逃げちゃうのね。

そして、小さな資料室にあった兜は

この戦いが本当にあって、
この兜をかぶって死んでいった人がいたんだという事を感じさせてくれました。
チープだったけど勉強になったウォーランドでした。

では、
これから探偵ナイトスクープとモップガール見ながらマイソロ頑張ります。