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大学受験に思う

2018年01月15日 11時37分30秒 | Weblog
昨日
大学入試センター試験が
無事に終わったようだ

私は 今朝 散歩していて
ふと自分の大学入試を
朧げながら思い出していた

私は
いわゆる実業高校を
何とか卒業した後
今 会社の存亡の危機に瀕している
あのT社の工場に就職した

工場は
東京郊外の多摩地域にあった

だけど
仕事をしながら どうしても
自分の生き甲斐とはならないと
考え 一年後に退職した

帰郷時は
家族のほとんどが
何であんな大企業を辞めるのかと
冷ややかだったが
今は亡き母親だけが
理解をし 励ましてくれた

一年目は あと十数点で
残念ながら落ちたようだったが
担当の予備校教師は
来年受けたとしても
このままでは受からないでしょうと
真顔で宣言された

私は なにくそ
ここまで来たのだからと
結構 強気でいたが
内心 気弱になることもあった

私は
中学時代の頑張りと成績だけが
誇りであり 頼りであった

田舎の中学校ではあったが
当時 私と上位を争っていた人たちは
国立の教育学部や工学部に進学し
1人は その後 医学部に編入していた

そんな時 母親は
何とかなるさと
途中 何度か励ましてくれた

それから また一年後
無事に合格し
しかも 併願していた
一つ上の過程に受かっていた!

家族は とても喜んでくれた
取り分け 母や父は
特に喜んでくれたと思う

経済的には
結構厳しがったが
戦前戦後に育ち
進学もままならず
かなり苦労した両親は
子どもの学業には
全面的に支援してくれた

今 思えば
もう少ししたいこともあったろうに
時には
美味しい物も食べたかったろうに
その時間やお金をほとんど
5人の子どものために注ぎ込んだ

自分なら
とてもそんなにはできないと
今は亡き両親に
今更ながら感謝の念を 強く抱く

Ps2018.1.15 月曜 草稿
コメント
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