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春の文芸(その1)短歌と俳句 令和三年四月

2021年04月25日 17時39分00秒 | Weblog

春の文芸(その1)

   俳句や短歌 令和三年四月


  ゼラニュウム、ノースポール 4/6  


揚雲雀三密避けて空高く

雲雀鳴く三密知らず空高く (晴風)

 ※ 河川敷にて、姿は見えず 4/3

揚雲雀は「あげひばり」と読む

子どもの頃は 畑や野原で

よく見かけた(聞いた)ものだ

ヒバリの別語に「告天使」

(こうてんし、こくてんし)がある

4/3 は河川敷で鳴き声だけを聞いた


春灯にページを捲る手は止まず

 ※ 毎晩 今日こそは早めに寝ようと

決めるのだけれど 気温湿気が最適で

外も静かで 何かに気を使うことなく

読書や一人学びの手は 休むことなく

日付を過ぎる ドアの外では 黒猫が

遊んでとカリカリ、ガリガリと音を立てる


薫風がクローバーには

クローバーの広さだけの風配りゆく

         (白川のカエル)

 ※4/3 今日は 堤防にいると 

強めの風が 次々に吹き寄せて来る 

だが 冷たさはなく顔や体に当たる風は 心地よい

寒風は 散り始めた桜の枝枝を揺らし

空飛ぶ鳥たちを煽る(あおる)

 さあ、お昼は過ぎた そろそろ自転車に乗って 我が家に向かうとするか


薫風に吹かれ初恋の歌を聞く

        (晴風)

薫風のざわめきに聞く初恋の歌は

かつての吾に戻して(白川の蛙 🐸

 ※4/3 ラジオから ベンチに座って薫風に吹かれていると 村下孝蔵の名曲「初恋」が流れてきた ベンチの近くでは 

若い女の子が 二人で何やら

楽しそうな会話を続けている

私は50年も前の何だかざわめく胸のことを思い出した 胸の奥の何かが欠けておるような ジグソーパズルの幾つかが欠けているような そんなモヤモヤした不思議な感じが


山笑うコロナなんぞは知らずして

地震よりかは被害も受けず

 ※  4/5 山は  直にはコロナで何の被害も受けない それどころか人の営みこそが 山や野原にいろんな爪痕や害を残すので ヒトがひっそりと生活しているのは 山や野原の方は  歓迎しているかもしれない


豊肥線二両電車が橋渡る三密とかは

程遠くして

 ※ 4/5  散歩で 毎日のように鉄橋を

見る 川の上を 小さなローカル線が

走っているが 二両編成列車ばかりだ

中には 乗客の姿がほとんど見えない

通勤通学の時間以外は 乗客が

数人もいないのでは?


太古よりふさわしきかと試しをり

得体しれないウイルスめらが

 ※  4/5 ヒトがこの世に現れた

ずっと昔から ウイルスという奴は

この地球に存在しているらしい

生き物と物質の狭間に立つ不思議なモノ

自分だけでは増殖できず 他の生物の

力を借りる寄生物とでも言えようか

そのウイルスが ヒトがこの地球に

存在する妥当性や正当性が

あるかどうかについて吟味していると

私にはそんな風に思える


もう少し席は譲らぬ寒風が

春にはやれぬ風差し込みて

 ※ 4/5 辺りはすっかり春めいて

油断をしていたら 今朝は

冷え込んで 冬に後戻りした感じ

河川敷のベンチに座っていると

北から寒風がビュービュー吹いて

私は思わず身も心もすくめた‥


ps 2021.4.54.25 草稿

4/5 から20日が過ぎ

辺りはすっかり初夏の陽気に

4/5 の寒さが信じられない感じ

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