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春の文芸(その3)*追加分 フジの花、パンの日など

2022年04月30日 10時17分00秒 | Weblog

春の文芸(その3)※追加

 フジの花とパンの日、春の虫など



( 晩春の緑陰 4/ 104/30   )


つばくらめポトンと落ちて顔見合う

     (清風)

 ※4/12 河川敷を歩いていて 不意に

小さな鳥が 目の前に ポトリと

落ちてきたように見えた それは

燕(ツバメ、つばくらめ)だった 

そして その燕は

慌てたように直ぐ低く飛び上がり

仲間の燕と飛び去って行った

 ※初夏から田植えどきに向けて

燕たちは 巣作りや雛育てのために

藁や小枝、虫探しに忙しく飛び回る

4/28 の今日も 河川敷辺りを

何匹もの燕が盛んに飛び交っていた

我が家の実家では 50年以上前

軒先に 毎年 ツバメが巣作りをし

子育てをしてから 南方に帰っていた


藤の房玉三郎の舞想う

4/12 nhkラジオ らじるラボ

ラボ句会の兼題「藤の花」

昨日も散歩で 近所のフジの花を見た

フジの花を見たら もう初夏の風情だ

フジの花といえば 私は県北玉名市の

山田のフジを想起する

今まで何回か見物に行って 毎回

その綺麗さと優美さに感嘆し 

爽やかな風と共に 初夏を満喫する

そして 以前観た玉三郎の舞を

懐かしく思い出す(山鹿市八千代座)


夫婦して散歩の帰りフジを見る

我が家に近く夕飯思う

 ※4/12 今日は「パンの日」だそうだ

世に 花より男子というが 今日は

朝の散歩にこの夕方の散歩を加えて

夫婦で堤防道を歩いたので

さすがに年寄りもお腹が空いてきた

今夜のメニューは「ナンカレー」だ

これは僕もちゃんと覚えていた

さあ、我が家まであと少し 

黒猫のスミレ😸も待っている

カレーとナンをあっためて頂こう😀


喜びは半分にしてしまい込み

残り半分いつか祝わん

 ※4/12  孫娘が コロナ禍の中 

無事に入学式を迎えることができた

爺と婆は 福岡に駆けつけて

大饗をしてあげたいところだが

このコロナ禍で 参加は保護者のみ

しかも感染者は 若い人が多く

まだ高止まり状態‥ その上 世界が

いろんなことでガチャガチャしていて

多くの人たちは 落ち着かない‥

コロナ禍が収まれば 孫たちが

来熊する予定なので その時は

対面してお祝いの言葉かけをしたい


山笑う子らも笑顔を見せる日は

そのうちいつかきっとまた来る

 ※4/16 4/17 散歩で立田山を

眺めると 山の樹々は まだ

若芽や若葉、木の花を戦がせている

初夏の風に山が笑うように

コロナ禍を過ぎれば きっと

子どもたちの笑顔も戻ってくるだろう


パンの日が露軍侵攻起きてより

小麦逼迫パン無しの日に

 ※4/17 に作る 

4/12 は パンの日だった

大穀倉地帯のウクライナや

同じく穀倉地帯を持つロシアも

露軍侵攻により 農作業どころでは

ないだろう 日本各地では

そろそろ田植えの準備が始まるが

春小麦も「麦の秋」と言って


半袖の子らが過ぎ行く麦の秋

        ( 清風 )

 ※4/29 今日は昭和の日

ふと 子どもの頃の麦畑を想起した

初夏の頃 畑の麦の穂が風に揺れて

麦特有の香りを胸一杯に吸いながら

畑の横を歩いたり 時には 畑に入り

黒い穂を摘んだりした また 

むぎの刈り取りでは 


緑陰に一人お茶飲む曲聴きて

 ※4/30 今日は4月の最終日

今朝は結構冷えたが やがて立夏

緑陰は 歳時記では夏の季語だが

ここ南国熊本は 既に夏模様‥

東京から 娘と孫息子が来ているが

今一人でチャリンポン ベンチに

座りて マイボトルのコーヒーを

飲んで いしばしの息抜き? 

いつもの猫には会えず‥

そろそろ次の公園や河川敷を

訪ねるとするか‥


ps 2022.4.124.30 草稿

パンの日 4/12

  412日はパン食普及協議会が制定したパンの記念日。1842412日に、砲術の研究家である江川太郎左衛門が日本で初めてパンのようなものを焼いたことに由来する。

小麦加工 今日のキーワード: パン

パンのはじまり

パンは人類にとってきわめて伝統的な食品であり、約6000年前のチグリスユーフラテス河畔では小麦粉粥を熱した石の上で焼いた無発酵パンが食べられていたと推察されている。このようなパンが中近東諸国では今日でも継承されている。

無発酵パンがいつ頃発酵パンに変化したのは定かではないが、古代エジプト時代の墳墓にある壁画には発酵パンの作り方が記されている。古代エジプトの発酵パンの製造法が、ギリシャを経て、紀元前200年頃にローマに伝わり、ベーカリービジネスが確立された。そして、ローマ時代以降、パンはヨーロッパ各地へ普及していった。パンの特徴は、各地で栽培される小麦あるいはライ麦の性状、環境条件、あるいは消費者の嗜好性等によって異なるようになり、各地固有のパン文化が発展し、現在に継承されている。

(日本食糧新聞社『食品産業事典 第九版』(引用箇所の著者:一般社団法人日本パン技術研究所 井上好文))

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