鎌倉ものがたりと夫婦の愛(その壱)
一色亜紀子、正和夫妻
西岸良平氏の漫画「鎌倉ものがたり」を
山崎貴監督が映画化
( 2017年 いい夫婦の日に? )
( 画像は 西岸良平氏の作品など 6/19 )
ブルーレイディスクを整理するため
録画していた作品を見ていたら
その中にこの「鎌倉ものがたり」が
ヒョイと現れて来た
亜紀子(高畑充希さん)の新妻ぶりが
とても可愛くて かつ 切ない
また 正和(堺雅人さん)の剽軽で
徹底したオタクぶりも見ものである
出会いから結婚、離別⁇、
そして
再会までのストーリーが
愉快で 切なくて
合間合間に泣ける作品だ
名作は 何度見返しても
心に残る何かを発見する
例えば この作品でも 正和が
亜紀子を泣かしてしまうシーンが
自分も 似たことで
思い当たることがあるし
後悔と切なさをしみじみ感じる
初めて観た時は
そんなに感じなかったシーンだ
知人が 江ノ電で
死後の世界に出かけるのも
コロナ禍の今
別離もままならない今
妙にリアル感があって印象的だ
黄泉の国に行く老夫婦を
見送りながら
正和が初めて話す両親の
秘密にしたい母親の浮気話‥
それから正和の真実の父親の話
それを聞いて
老夫婦を見送りながら
正和を励ます亜紀子
本田編集者(堤真一さん)の
幽霊申請(死神との交渉)
魔物転生コース(青蛙に!)
貧乏神の話(800 歳?)
貧乏神まで受け入れる亜紀子と
感激する貧乏神は
亜紀子に
「幸多からんことを!」
という言葉を残して
次に取り憑く家に向かう
西岸良平氏は
贔屓にしている漫画家で
震災前は 数十冊の本を
所蔵していたと思う
(現在は 数冊位か?)
三丁目の夕日や夕焼けの歌など
何度も読み返した思い出がある
(またかかりつけの内科医院に
三丁目の夕日が掲載されている
漫画雑誌が置いてあって
毎回の楽しみであったが
今回のコロナ禍で 今は
コーナーには置いていない)
「三丁目の夕日」の映画も
二人で見てとても楽しかった
この「鎌倉ものがたり」も
漫画では読んでいたが
作品全体は軽快で
コミック性が強い感じが
した覚えがあって
映画化することによって
山崎監督が また違った命を
吹き込んだような気がする
それぞれに好きな作品だ
霊体になってしまった亜紀子‥
このシーン以後の話は
またの機会にでもいたしましょう
ps 2021.6.19 草稿
西岸良平氏の作品は
随分以前から気に入って
読んできただけに
その素晴らしさが認められて
映画化された時は
自分ごとのように大変うれしかった
今度またこの「鎌倉ものがたり」を
隅々まで味わいながら鑑賞しよう
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