今は亡き母の懸崖づくり
( 画像は 近くの公園の菊の花 12/6 )
ここ南国熊本は
朝夕が冷えてきて
晩秋から初冬の気候
近くの公園では
秋の花たちも さすがに
少しずつ枯れ始め
霜も降りてくる頃には
ほとんどの花が散り
萎れてしまう
今年の冬は
早足のようだが
散歩で見かける花たちは
幸いにも
まだ咲いているものもある
その一つが菊の花だ
菊の花は 割と寒さに強い
菊は日本の花で
勲章や紋章などにも
採り入れられおり
お見送りの時の大事な花でもある
( 妻は 時々菊の花を買って
御仏壇の両親(実父母)に供えて
お参りをしている )
私は 11月生まれのためか
道端や土手などに咲いている
野菊が好きで 写真も撮っている
( 先日 nhkラジオ のらじるラボで
小説「野菊の墓」(伊藤左千夫作)が
朗読されていて とても懐かしかった
また 野菊のイメージとして
今の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の
安子(上白石萌音)さんを思い出した)
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菊といえば 私は
今は亡き母を思い出す
生前の母は
よく働いて器用でもあった
田植えの農作業は
請われてよく出かけていたし
松下電器(現パナソニック)のT工場では
従業員(パート社員)として
細かい作業に従事して
若い社員さんたちと仲良く働き
社内での提案では認められて
表彰されたことを誇りとしていた
そんな母が 職を辞した後は
庭仕事に精を出し 特に
野菜や花づくりには
趣味も兼ねて楽しみながら
生育したり収穫をしたりしていた
また 体が動く間は
長い間 菊造りなどに打ち込み
菊の花での懸崖づくりは
毎年 見事なもので
秋に訪ねた時は 私は
庭の花や野菜の写真をよく撮った
( 後で そのネガフィルムや
デジタルデータを探してみようと思う)
足腰が弱った晩年は
ほとんど寝たきりだったのが
残念で 母がかわいそうだった
( だけど 80 歳頃までは
元気に花の世話などをしていたと
思うので 満足していたとは思う )
ps 2021.12.15 草稿
下記は 参考記事です
菊の懸崖作り *カルチベのネット記事
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