哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

落合 松の湯に浸かる -銭湯をめぐる-

2021-12-28 21:40:47 | 銭湯・温泉
地下鉄東西線落合の駅で降ります。駅上の早稲田通りからちょっと路地に入った所にある「松の湯」さんを訪湯します。(駅からほんの1~2分の近さです)

高田馬場・中野の間にあり便利で住宅街の中は一戸建てというイメージよりもアパート・学生街といった感じの土地柄で、「銭湯」というのも地元に愛されているような雰囲気があります。

松の湯さんは創業が大正十二年といいますからもうすぐ100年になる老舗の銭湯です。宮造りの銭湯のまさしく東京の銭湯の外観でしたが、平成元年に現在のビル銭にリニューアルされて現在に至っています。

水質良い地下水をくみ上げ、それをトルマリン鉱石で整水して提供されています。

  

中二階の暖簾をくぐりカウンター形式の番台から脱衣所、そして入湯します。中央のカランの向こうに特徴ある湯船が見えました。

3つの段からなる湯船で、1番高い湯船は湯温43度くらいの深湯座湯のバイブラ湯で、「唄背湯」とかかれたうたせ湯が併設されています。

その湯が勢いよく流れ落ちて2段目の湯船に…ジェットマッサージ湯になっており、ここが“メイン”なんでしょうけどオトナ4人でいっぱいになる小さな湯船です。

一番下は薬湯になってここも詰めて3人くらいかな・・・スペースを有効に3つの湯船を並べている形は他にはありません。

どの湯もトルマリンの効果からか、カラダのあたりがやさしい気持ちよい湯です。順番に入り比べてもいいし、じっくり暖まってもいいし…でも譲り合いのマナーは必要ですね。

そしてもう一つの湯船は、水温14度くらいのピシィ~とくる水風呂があります。(サウナがあったようですが閉鎖中でした)

この時期寒いんで敬遠されがちな水風呂ですが、慣れてしまうと気持ちよいもんで、カラダがシャキィ~となって精神統一の場としてはもってこいの水風呂です。

ジィ~とカラダを沈めてただ時の経つのを感じるひととき、雑念をはらって「無」になる一瞬、日常のゴタゴタを忘れさせてくれてゆったりと流れる時間、この水風呂はとても気持ち良いもんです。

落合駅からほんの数分、路地裏の雰囲気漂う便利な松の湯さん、いいお湯でした。







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