哲ノート

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萩の餅 -浪曲定席木馬亭八月-

2023-08-03 23:13:05 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
連日暑い日が続いていますが、めげずに浪曲を堪能します。

今月はわりと早めに浅草・木馬亭へ・・・

先月公開となった「絶唱浪曲ストーリー」が公開されて(自分は7/4 渋谷・ユーロスペースにて鑑賞・ブログ投稿)その主演を演じる港家小そめさんと曲師の玉川祐子師匠が今日の木馬亭に出演するんで

これは見逃せないし行かなくちゃぁ・・・と前々からスケジュール空けておきました。今回の映画鑑賞で“生の浪曲を・・・”という人もいるだろうかと思い、早めに木馬亭に言った次第。



・・・平日の昼間でもあり、この暑さもあって、木馬亭は・・・御常連が揃う少数精鋭の観客で埋まって、開口一番。

港家柳一「深川裸祭の由来」から、初登壇の頃から憶えていますが、だいぶ余裕が出てきて「自分の演目」としてしっかり演じられていました。「十返舎一九とその娘」、港家小そめ(玉川祐子)「鳥羽の恋歌」、「亀甲縞の由来」

中入り後は「新門と梅ケ谷」講談「四谷怪談発端」「父帰る」トリは三門柳師匠で「萩の餅」で終幕



今日は初聴の「萩の餅」がハッピーエンドで心地よかったですね。噺の筋もむずかしくなく節と啖呵を織り交えて坦々とすすみ、なれそめから展開して、はたして最後はどうなるのかとおもったら

「♬・・・信州の蕎麦より、あなたのそばがいい・・・♬」なんて感じでハッピーエンド(よかった、よかった)

重くなく、悲しみもなく、エピソードを坦々とかたり、やがては“よかったぁ・・・”で終わるあたり、後味良い余韻が残って、とっても良い演目でした。




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