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生誕120年 棟方志功展 -東京国立近代美術館-

2023-11-20 22:24:52 | ちょっとそこまで。
「この絵(版画)はムナカタでしょう・・・」というくらい、だれでもが知っている「棟方志功」氏の生誕120年を記念しての大企画展が

“いつものMOMAT”近代美術展でおこなわれているんで、さっそく・・・



「生誕120年 棟方志功展 -メイキング・オブ・ムナカタ-」

以前にも氏の企画展(回顧展)は何度か拝観していますが(最近では2019/6/6投稿)今回は、東京国立近代美術館、青森県立美術館、富山県美術館所蔵の作品を一同に集めての大企画展です。

メイキング・オブ・ムナカタとあるように生誕から1975年逝去するまでの生涯を通じての版画・倭画・油彩画を回顧しながら、そのすべてを見る事ができます。





棟方志功=版画のイメージが当然ありますが、宗教画や油彩などの作品、ふすま画や公共施設などへの大作版画などがこれほど一同に見られるとは驚きで、そのいずれもにも圧倒されます。

棟方志功氏が魂を込めるように懸命に彫り込む姿を映した映像を以前観たことがあります、小さな作品から大きな作品に至るまで、一作一作になにかしらのメッセージが込められてのもので

粗っぽいんだけども、そこには「意思」が彫り込められているような、どの作品も印象が残る作品群が展示されていました。



「これぞ、棟方志功」

そんな空間・世界にしばし入り込んで、さまざまな作品をしっかりと目に焼き付けることができた、とても有意義な企画展になりました。

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