哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

生誕120年 棟方志功展 -東京国立近代美術館-

2023-11-20 22:24:52 | ちょっとそこまで。
「この絵(版画)はムナカタでしょう・・・」というくらい、だれでもが知っている「棟方志功」氏の生誕120年を記念しての大企画展が

“いつものMOMAT”近代美術展でおこなわれているんで、さっそく・・・



「生誕120年 棟方志功展 -メイキング・オブ・ムナカタ-」

以前にも氏の企画展(回顧展)は何度か拝観していますが(最近では2019/6/6投稿)今回は、東京国立近代美術館、青森県立美術館、富山県美術館所蔵の作品を一同に集めての大企画展です。

メイキング・オブ・ムナカタとあるように生誕から1975年逝去するまでの生涯を通じての版画・倭画・油彩画を回顧しながら、そのすべてを見る事ができます。





棟方志功=版画のイメージが当然ありますが、宗教画や油彩などの作品、ふすま画や公共施設などへの大作版画などがこれほど一同に見られるとは驚きで、そのいずれもにも圧倒されます。

棟方志功氏が魂を込めるように懸命に彫り込む姿を映した映像を以前観たことがあります、小さな作品から大きな作品に至るまで、一作一作になにかしらのメッセージが込められてのもので

粗っぽいんだけども、そこには「意思」が彫り込められているような、どの作品も印象が残る作品群が展示されていました。



「これぞ、棟方志功」

そんな空間・世界にしばし入り込んで、さまざまな作品をしっかりと目に焼き付けることができた、とても有意義な企画展になりました。
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黒あま柿 -くだもの2023-

2023-11-19 22:35:11 | くだもの・果物・フルーツ
「わぁぉ、なんて上品な甘さだぁ・・・」

季節の、旬のくだものを1年中取り寄せていますが、ことしも「柿」のシーズン終盤

数年前からそのうまさに虜になって取り寄せている「柿」が本場和歌山から到着



紀の川柿「黒あま」

一見普通の平たね無し柿なんですが、包丁を入れると・・・“くろい”柿の実が

樹上で渋を抜いて充分熟成させた柿で、黒い果肉はタンニンが糖分に変わったもので、生産数も少なく、また黒いんで見栄えが万人向けではないんでなかなか流通にものらない極上柿です。

見た目は黒いんですが・・・果肉も好みの固さで、うまぁほんと上品な甘さ。

くどくなくて、さっくりしていて、食感もいいし、後味も言うまでもなく・・・これ食べたら「もう1個・・・」になっちゃいます。

期待通りの美味さあふれる「黒あま」を堪能しました。








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葛飾応為「吉原格子先之図」 -太田記念美術館-

2023-11-18 16:02:00 | ちょっとそこまで。
原宿“いつもの”太田記念美術館を訪問

企画展 「葛飾応為「吉原格子先之図」-肉筆画の魅力-」



今から9年前、この太田美術館で出会った「葛飾応為」(2014-2-17 投稿)

数少ない作品の中から「吉原格子先之図」を見た瞬間の衝撃。

いつも拝見する浮世絵に「影が、陰影が、夜景があるなんて・・・」、もう目にしっかり焼きつけましたよ、この作品は。

そんな衝撃を受けた作品がふたたび展示公開されるというので、これは行かなくちゃ

さすがに初めて出会ったときの衝撃はありませんでしたが、「新しい発見」はないかなぁ・・・とジロジロ、隅々まで拝観しました。

「よかった・・・」




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喫茶店「それいゆ」訪問

2023-11-17 08:10:00 | 今日のメシ
前々から行きたい行きたい、行かなくちゃ・・と思っていた店に。

西荻窪にある喫茶店の名店 「それいゆ」

中央線文化とでもいうのでしょうか、沿線には各駅ごとに地元に根付いた「喫茶店の名店」があちこちにあります。

「それいゆ」は社会人になって初めての勤務地がこの近くにあって、昼めしにちょくちょく通っていた喫茶店、実に〇〇年ぶりの訪問

創業58年目の老舗喫茶店で、駅から近く商店街が混在している路地裏にある、まさしく喫茶店の名店です。

「あの頃と変わらないなぁ・・・」

昔と変わらぬ場所で「それいゆ」の看板、玄関の扉を開ける瞬間もワクワクしながら・・・正面にカウンター、そして通りに面したテーブル席・・・カウンターには“あの”水だしコーヒーサイホンが変わらず置いてありました。

ランチメニューから「カレーライスのセットを、アイスコーヒーで・・・」

注文したものが到着するまで店内をキョロキョロ(だって、ひさびさなんですもん)・・・昼時なんで店内は満席状態、来店客もつぎつぎと・・・。

そしてカウンターの目の前にある水だしコーヒーがサイホンからポタッポタッと一滴一滴落ちるのをぼぉ~と眺めます。(ほんといい雰囲気、これも変わんないなぁ…)



待つこと数分、カレーライスとアイスコーヒー・サラダがつぎつぎ到着。

ちょい辛のカレーライスはゴロゴロと具材たっぷりの“喫茶店の”カレーライス。むかしの記憶ではもっとキーマカレーぽかったような気がしましたが・・・(記憶っていいかげん)

そして水出しのアイスコーヒー、さっぱり、スッキリとした飲み口で、これいいんですよね・・・

カレーもコーヒーも王道だけど、それにプラスでやはりこの雰囲気が空間がいいんですよ、喫茶店の・・・。

味と雰囲気と懐かしさとまさしくノスタルジーの世界・・・路地裏の喫茶店「それいゆ」むかしと変わらぬ場所で、むかしと変わらぬ雰囲気、むかしと変わらぬ存在感で・・・ホントいい喫茶店です。

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ゴジラー1.0 極上爆音上映

2023-11-16 22:46:00 | ちょっとそこまで。


            「よかった。」


                    生きる。生きるんだよ・・・。

                    ゴジラも・・・。




             「よかった。」








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明日はどうする…

2023-11-15 23:13:37 | 出来事
月数回、休みの日を使って外出します。

街歩き・美術館・イベント・演芸・食べ歩き・ゴルフ・・・とにかく「何でもやってみよう」「何でも見てやろう」精神のかたまりですから、いろんなところに出没します。

そんな日があると、必ず前日に「明日は・・・」ということでアバウトにスケジュールを組むんですよね、そしてメモ帳にきちんと書いておくんです。



あそこ行って何やって、飯はここで、そのあとあれ買って・・・なんてもんで、行き当たりばったりは嫌な性分で、しかも時間まで気にしちゃって・・・

だって貴重な休みの一日ですもの、「今しかない」と思ったら行かなくちゃ・・・と、そんなのが重なるとよけいに効率よくあっちこっちと回れるようにしたいんです。

現地で気が変わることもあるけど、このスケジュール通りに事が運ばないと・・・もう、それだけでも嫌なんです。

とりあえず、明日は・・・。

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柚子・ゆず・ユズ・・・-2023晩秋-

2023-11-14 14:30:00 | 出来事
年末が近づくと、今年も田舎の畑に成っている「ゆず」を収穫に・・・。

こ・と・し・は・・・「わぁぁぁぁ、すげぇ成ってる」

去年が「当たり年(表年)」ですげぇできてたけど、今年はそれにも負けずのゆずゆずゆず・・・どうやら暖かい気候が影響してんのかなぁ。



もうこんだけ出来てるから、高枝切りばさみを駆使して大きくて出来の良いのをチョイスして、チョキチョキと・・・(このままじゃ、どうせ採りきれないだろうから、できるだけイイやつをね)

チョキチョキチョキチョキチョキチョキチヨキチョキ・・・チョキとやったら、あっというまにカゴいっぱいのゆずゆずゆずゆずゆずゆずゆずゆず。

家持ち帰ってもこれだけのゆずはどうにもなんないんで、職場で配ったり近所におすそわけしたり・・・(みなさん待ちかねてたみたい、毎年なんで)

お鍋にゆず、おしんこにゆず、ゆずジャムにしたり、ゆずサイダーにしたり・・・・そして最後はゆず湯でお決まり。

まだまだ採りきれてないんで、あと数回かな・・・(昨年は3回行きました)

そして「ゆず」とともに年の瀬を迎える我が家です。



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うでが…うでが…。

2023-11-13 10:42:27 | ちょっと気になる
今の歳まで五体満足を我ながら自負していたんですが・・・

ここ数年年齢とともに、手指のシビレ、目のぼやけ、腰の痛み・・・と、ここまでは年齢相応かな。

今度は肩の痛みかな(五十肩)と思っていたら、腕も肩も普通に動くし痛みもないのに・・・「腕があがらない」

利き手利き腕の右腕が、肩の高さから上に自発的にあがらないのね、左腕で支えると無理なくあがるんですけど、ごく普通に自然には右腕あがらないんよ。

「これには困った。」

高い位置のモノを取るとき、片手じゃできないし

ごはん食べるときも、自分から(くちから)食べに行かないと

ゴルフなんか、途中までしか腕上がらんもん

はた目から見るとホントぎこちない姿。でもこれだけは“だまし、だまし”じゃできんしなぁ。



日がたてば収まるだろう・・・くらいで考えてるんだけど、いっこうに。

「医者行くかぁ・・・待てよ、もうちょっと様子見るか」の毎日

人に聞いたら「筋肉付けたら・・・」とツレないお言葉だし、多少の不便を感じることはあっても、日常は普通の生活おくれるから。

おかげで左手左腕が“器用”になっちゃたりして・・・イカンイカン、そんな楽観しちゃいけないんだけど。なんとかならんかね、自分の腕。

※※追記※※

その後いつのまにか痛みもなくなり、腕も上がるようになりました。

一過性のものなのかな…でも「爆弾」抱えているようなものかも

これからも、いたわってあげんとね。








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木枯らしの日

2023-11-11 09:46:40 | 出来事
昨日までの“暖かさ”が一変して、朝からどんより曇っちゃって、しかも北風。

そんな「木枯らし」吹く日に近くの公園へ。



まさに秋深まる、冬がもうすぐ・・・と感じられる、いつもの風景に。




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根岸 宝泉湯に浸かる -銭湯をめぐる202-

2023-11-10 23:36:40 | 銭湯・温泉
鶯谷の駅を降りて跨線橋を渡り入谷の方へ・・・

むかし職場のボーリング大会が鶯谷で毎回おこなわれて、ちょくちょく鶯谷に行っていて跨線橋を渡ると、有名な「スター東京」というグランドキャバレーがあったことを思い出します。(いった事なかったけど、社会見学に行けばよかった)

そこから入谷・根岸の街に入った所にある「宝泉湯」を訪湯します。

表通りに面したマンション銭湯で、表から見えるガラス張りのエントランスと熱帯魚の大きな水槽が目立ちます。

カウンター式の番台から脱衣所へ、そして浴室に入ると・・・正面にはタイル張りでのミロのビーナスを模した浴室画があり、その下には割と広めの白湯があります。(わぁ、いいじゃん、いいじゃん)

さっそく汗を流してその白湯に・・・湯船は湯温42度くらいの広い白湯にバイブラ湯とボディーマッサージ、マッサージ座湯、でんき風呂(苦手です)が併設されていて、

囲まれた形でミスト薬湯、有料サウナに水風呂の構成です。

やはりゆったりできる白湯はいいですね、時間の過ぎるのを忘れて首まで浸かってどっぷりと癒されちゃいます。

霧吹きミスト薬湯もややぬるめの湯温40度くらいで、だれも入ってこないと囲まれた湯船なんで、しばし瞑想しちゃったりして・・・あ~心地いい!!

そして極めつけは水風呂、水温20度ちょっとで冷たすぎない水風呂なんで、クールダウンには最高。

42度の白湯と20度ちょっとの水風呂を交互浴しながら「湯」を楽しみます。やはりカラダ・心持ちの「緊張と緩和」が交互に来て・・・いいんですよ。



湯船にどっぷり浸かっていると、子供連れの親子が2・3組入ってきました。お父さんから離れず、家にはない大きな風呂にきゃきゃと騒ぐことなく、じ~と湯に入って楽しんでいます。

知らないオトナのいる空間、まさしく「社会生活への一歩」「人づきあいの一歩」がこの銭湯という空間にあるんですよね。

自分もそうでしたが、子供の頃の銭湯デビューって、家の内風呂しか知らない子供にとっての社会生活へ歩みだす大切な経験だと思うのです。

まったく知らないオトナの人と触れ合う、コミュニケーションをとる初めての機会、それが銭湯の場。

これも長く育まれる「銭湯文化」のひとつですよね。

湯船に浸かっていると、自分のアタマもリラックスしちゃって、ぽか~んといろんなことに思いを巡らせて心地いいんですよね。

入谷・根岸・鶯谷・・・まさしく生活に根付いた下町の銭湯、宝泉湯さん、いいお湯でした。





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