観・環・感

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「広島 昭和20年8月6日」

2005年09月08日 | 映画・テレビ
先月の29日に放映された「広島・昭和20年8月6日」というTBSのドラマ、見たすぐにブログに書こうと思って、そのままになっていた。
RSSリーダーで検索すると、誰もが一様に松たか子の演技の素晴らしさを褒めていた。セットが良くできているということなので、久しぶりに長時間ドラマを見たが、彼女の演技は確かに光っていた。彼女は役者としてサラブレッドのなのに、偉そうにしていないところがまたいい。ドラマのTBSというだけあって力の入ったいい作品だと思う。
しかし、あれだけの悲惨な戦争から60年が過ぎたら、時代はまた、反戦とは反対の方向に向かっているような気がする。週刊誌の広告を見ていると「年内日中軍事衝突」の文字が。
こんなときこそ、はっきりと戦争反対を伝えているこのような作品が光って見える。
ところで、先が長い若者こそ戦争に反対しなければいけないのに、中国や朝鮮の動きに過敏に反応しているのか、右傾化しているのが気になる。