観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
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「中国製ギョーザによる中毒」に思う

2008年02月04日 | 日記
3日朝、フジテレビで岸田国民生活担当相(50)が中国製ギョーザによる中毒に関して「薬品の量を考えると残留農薬の可能性は小さく、どこかで何かのきっかけで入れられたと理解している」と発言していたが、非常に恐ろしい事件である。
というのも、私は餃子が好きだから。もう一つの理由は、和歌山県であったヒ素入りカレー事件で、同じヒ素入りカレーを食べた住民で、亡くなられた人とそれほど大したこともなかった人がいて、個人差がかなりあると思ったからだ。
私は、胃腸が強くないのか、何回か食あたりを経験している。だから、ごく微量の農薬でも私とっては、生命にかかわりそうと思うので。
WEB検索すると農民運動全国連合会の2002年4月の記事 に「どっぷりと発ガン性農薬、中国国内でも被害者続出いま食卓に急増する中国野菜は安全か(2/2)香港などで「毒菜」と恐れられている実体を問う」という記述を見つけた。
また、福岡県下約40万世帯の組合員が加入しているエフコープという生協の 2007年9月26日の記事に”日本の食料自給率は年々下降の一途をたどっており、現在約39%(カロリーベース)と、主要先進国の中では最低の水準まで落ち込んでいます。食料の半分以上を海外からの輸入に依存しなければ自分たちの食生活を保てないのが、日本の現状。なかでも、中国から輸入される食品は現在、全体の約17%(金額・2007年7月現在)となっており、年々増え続けています。”という記事を見つけ、この問題は、単に中国からの輸入がどうのこうのだけではなく、日本のまさに「食の問題」そのものであると思った。
日本の食糧事情については、少し古い統計だが、中国四国農政局のよくわかる食料自給率に詳しく書かれている。
しかし、肝心の国の農業政策は、自民党の選挙のために大きくふらついている。