観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

2100年の日本

2008年06月12日 | 日記
2週間前の読売新聞に載っていた「2100年の日本 温室ガス現状なら」の内容を見て、日本でもここまでなるのかという気がした。
東京大学のモデルでは、日本の平均気温は2031年~50年の間に今より2,2度、81年から2100年の間に4.3度も上昇し、白神山地のブナ林も消滅、高潮被害の恐れのある地域の人口は137万人にも達するようだ。
私たち団塊世代は、高度成長期と呼ばれる1955年から第1次石油危機が生じた1973年までの間に学校へ行き、大人になり、就職した世代。
それでも、まだ、小さい頃は祖父母から「勿体ない」という言葉をよく聞かされていた。しかし、テレビでアメリカのドラマを見ると、普通の家庭でも大きな冷蔵庫と大きな車があり「消費は美徳」をまさに地で行く現状を目の当たりした。それを見てあこがれ自分もいつ車を買えるようになるのかと思っていた。
就職した時期はまだ高度成長期で「消費は美徳」の風潮が続いていた。最近、ヨーロッパや日本はエコがスローガンにになっているが、かって後進国といわれた国の経済発展もすざましく、温暖化の元となる温室効果ガスの減少の目処はつきそうにない。
温室効果ガスの排出権取引でうまく削減できるのだろうか。