観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

農地の守り神ノスリ

2009年12月16日 | 野鳥

木の上にノスリがいる。


何かを咥えているようだ。足が6本だから昆虫だ。(なに5本しか見えない。)


食べているのはどうやらカマキリのようだ。
こんなので腹の足しになるのだろうか。このときは2回ほど捕まえているのを見た。
ノスリは、オオタカやハヤブサと違って、獲物を捕る姿もこれと言った特徴もなく俊敏性もない(そんなことはないのだが、見た目と派手さ劣っている。前2者はとにかく狩りの姿が見事。)
また、ネズミ類を主な餌としているので、貴族のスポーツの鷹狩りには使用されず、ほかのタカにくらべ数もかなり多く、羽の色もトビに似ているので、「くそとび」や「まぐそたか」などひどい異名もある。
一方、農作物を食べるネズミや昆虫類を捕食するこので「農地の守り神」とも言われていたようだ。