10月4日に武蔵野クリーンセンターがグッドデザイン賞を受賞したことを知り、我が家から約2km南に建設を予定している情報公開
のほとんどないごみ焼却場の事業計画について、以下のとおり意見書をメールしました。
「前略
今月4日武蔵野市の武蔵野クリーンセンターがグッドデザイン賞を受賞しました。
武蔵野クリーンセンターは、どこに建設するのか、用地選定の段階からを市民参加で決め、住宅街の中にある市役所の隣の
建設しています。この施設は、市民参加のモデルとして国内はもとより、海外からも注目されている施設です。
ゴミ焼却施設は、地域社会に暮らすすべての人々にとって必要な施設でありながら、建設地周辺の住民にとっては、ただの迷惑施設
と受け取られがちです。武蔵野市の旧施設は、周囲から隠すデザインだったのを、今回は塀をなくし、周辺の広場と繋がる開かれた
施設としています。建物内部にも巨大なガラス面からごみ処理の流れが体験できる見学ルートを設置。市民がごみの問題を見て見ぬ
振りすることなく、向き合える施設としている点が評価されたようです。
焼却場といえば、処分量さえ分かれば、落札した設計会社は、どこかの自治体で採用された自社の設計図のほとんど焼き直しに
近いような設計が多いと聞いています。受賞した施設の写真を見ると、従来の無味乾燥でいかにも迷惑施設というような形状とは
全く違っています。武蔵野市環境部の担当者は「地元の皆さんと議論を重ねて造った施設が評価されてうれしい」と喜んでいる
ようです。徳島市としてもこの考え方に賛同できると思います。ごみ焼却場は市民のための重要な施設ですが、地元にとってはかなり
迷惑な施設だからこそ、武蔵野市を参考にしてもっと地元住民の意見を聞いてはどうでしょうか。」
ところで、国はともかく、私たちに身近な自治体については、そこに住む住民の満足度について大きな差があります。企業は厳しい
競争にさらされているので、自社ブランドの魅力度アップに懸命に努力しますが、自治体はそうではありません。
「株式会社ブランド総合研究所」が発表した「地域ブランド調査2017」によると、都道県魅力度ランキングで徳島県は昨年から2位
下がり、46位となりました。最下位は前年と同じく茨城県ですが、徳島県も最下位がそこに迫っています。住民が頑張るだけで順位を
上げるのは、非常に厳しいと思われます。やはり、首長を含め自治体職員の頑張りにも期待したいものです。
のほとんどないごみ焼却場の事業計画について、以下のとおり意見書をメールしました。
「前略
今月4日武蔵野市の武蔵野クリーンセンターがグッドデザイン賞を受賞しました。
武蔵野クリーンセンターは、どこに建設するのか、用地選定の段階からを市民参加で決め、住宅街の中にある市役所の隣の
建設しています。この施設は、市民参加のモデルとして国内はもとより、海外からも注目されている施設です。
ゴミ焼却施設は、地域社会に暮らすすべての人々にとって必要な施設でありながら、建設地周辺の住民にとっては、ただの迷惑施設
と受け取られがちです。武蔵野市の旧施設は、周囲から隠すデザインだったのを、今回は塀をなくし、周辺の広場と繋がる開かれた
施設としています。建物内部にも巨大なガラス面からごみ処理の流れが体験できる見学ルートを設置。市民がごみの問題を見て見ぬ
振りすることなく、向き合える施設としている点が評価されたようです。
焼却場といえば、処分量さえ分かれば、落札した設計会社は、どこかの自治体で採用された自社の設計図のほとんど焼き直しに
近いような設計が多いと聞いています。受賞した施設の写真を見ると、従来の無味乾燥でいかにも迷惑施設というような形状とは
全く違っています。武蔵野市環境部の担当者は「地元の皆さんと議論を重ねて造った施設が評価されてうれしい」と喜んでいる
ようです。徳島市としてもこの考え方に賛同できると思います。ごみ焼却場は市民のための重要な施設ですが、地元にとってはかなり
迷惑な施設だからこそ、武蔵野市を参考にしてもっと地元住民の意見を聞いてはどうでしょうか。」
ところで、国はともかく、私たちに身近な自治体については、そこに住む住民の満足度について大きな差があります。企業は厳しい
競争にさらされているので、自社ブランドの魅力度アップに懸命に努力しますが、自治体はそうではありません。
「株式会社ブランド総合研究所」が発表した「地域ブランド調査2017」によると、都道県魅力度ランキングで徳島県は昨年から2位
下がり、46位となりました。最下位は前年と同じく茨城県ですが、徳島県も最下位がそこに迫っています。住民が頑張るだけで順位を
上げるのは、非常に厳しいと思われます。やはり、首長を含め自治体職員の頑張りにも期待したいものです。