環境省のホームページで「バードストライク」(風力発電機のプロペラ等による野鳥の被害)と入力して検索してみると
風力発電施設に係る適正整備推進事業が見つかった。
これは、「種の保存法」で国内の稀少野生生物に指定されているオジロワシの事故(5例)等の報告があることから、2007年度から2009年度までの3カ年でデータ整備と被害防止策を検討するための予算要求(2007年度分5億円)の資料である。
環境省としては、風力発電への転換は地球温暖化防止に寄与するので、積極的に進めていきたい。しかし、自然保護の観点からは問題が生じているため、環境省としては防止策を検討して、事業者による適切な配慮がなされた国民の理解を得られる風力発電を増やしていこうというねらいである。
防止対策実証事業として計画しているのは、風車のブレードの色彩の工夫、風車の高さ、ライトの設置、レーダーの使用等である。
立地適正化事業としては、地形等の立地条件、猛禽類等の渡り情報の調査である。
この問題を重要視しているのは、9月21日の日記に書いた淡路島だけでなく、全国、そして、地元徳島佐那河内村の大川原高原にも新たな風力発電が計画されているからである。
せめて、環境省の3カ年事業が終了し、立地適正化マニュアルができ、事業者がそれに基づき実施するようになるまで、事業の開始を待てれば良いのだが。
風力発電施設に係る適正整備推進事業が見つかった。
これは、「種の保存法」で国内の稀少野生生物に指定されているオジロワシの事故(5例)等の報告があることから、2007年度から2009年度までの3カ年でデータ整備と被害防止策を検討するための予算要求(2007年度分5億円)の資料である。
環境省としては、風力発電への転換は地球温暖化防止に寄与するので、積極的に進めていきたい。しかし、自然保護の観点からは問題が生じているため、環境省としては防止策を検討して、事業者による適切な配慮がなされた国民の理解を得られる風力発電を増やしていこうというねらいである。
防止対策実証事業として計画しているのは、風車のブレードの色彩の工夫、風車の高さ、ライトの設置、レーダーの使用等である。
立地適正化事業としては、地形等の立地条件、猛禽類等の渡り情報の調査である。
この問題を重要視しているのは、9月21日の日記に書いた淡路島だけでなく、全国、そして、地元徳島佐那河内村の大川原高原にも新たな風力発電が計画されているからである。
せめて、環境省の3カ年事業が終了し、立地適正化マニュアルができ、事業者がそれに基づき実施するようになるまで、事業の開始を待てれば良いのだが。