観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

安倍首相辞任の理由

2007年09月14日 | 日記
今日の「BPnet m a i l 夕刊」のトップ記事は、
立花隆の「週刊現代が暴いた“安倍スキャンダル”の全容」だった。
内容は、安倍首相の突然辞任という前代未聞の事件の本当の理由は、明日15日発売の「週刊現代」の記事に、「相続税3億円脱税」疑惑という大特集記事が出ることが分かったからだというものである。
時事通信の記事では、”「週刊現代」編集部は12日、「脱税疑惑」があるとして、首相側に取材を申し入れていたと明らかにした。一方、安倍首相の事務所は「全くの誤り」と反論し、同社に記事を掲載しないよう「警告」する文書を出した。 中略 安倍事務所によると、父の故晋太郎氏が個人資産を政治団体に寄付し、相続税の支払いを免れたのではないかとの内容の質問が週刊現代からあった。
同事務所は、収支報告書には「第3者からの寄付を故晋太郎名義で記載しているにすぎない」と、全面的に否定している。”
立花氏は、”「警告する」とは、法的措置を取るぞという脅しでである。”と言っている。また、”安倍首相事務所は、雑誌が出る3日も前から報道機関各位に警告書をバラまき、安倍首相本人が取材依頼を受け取ったその日のうちに電撃的に首相を辞任し、翌日の午前中から病院に入院するという道を選んだわけである。”としている。
『田中角栄研究』で名をなした立花氏は、自分を田中角栄が名誉棄損で訴えることができなかったかのは、公人に対する公益目的の批判だったからだとした上で、”今度の安倍首相も名誉棄損の訴えを起こすという逃げ道がないから病院に逃げ込んだのだろう。”と決めつけている。
この記事に書かれたことが事実とすれば、安倍晋三に対し、「どの面さらして、閣僚を首にできるんだ。お前の「身体検査」が不十分だ」と悪態をつきたい。







野鳥園の草刈り

2007年09月09日 | 日記
本日は、年に一度の出島野鳥園の草刈りの日だった。
この蒸し暑さの中、モーター付きの草刈機を持参して来る人達の草刈りの手際よさにはいつもながら感心。皆さんのおかげで今年も冬鳥の探鳥が楽しめそうだ。
毎年、生物調査もしているが、池はほとんど真水に近くメダカは多そうだ。


作業開始時


作業終了時


監視社会

2007年09月08日 | 日記
ネットでこういう記事(広島テレビ ニュース)を見つけた。
”携帯電話と電子タグを活用して子供たちの登下校の安全を守ろうという新しい試みが、きょう(2007年9月5日)から広島市内の小学校で始まりました。児童見守りシステムが導入されたのは実験のモデル校に選ばれた広島市安芸区の矢野南小学校です。このシステムは児童のランドセルにとりつけた携帯電話で通学路に設置された電子タグの位置を読み取り、児童の居場所や通過時間などの情報が確認できるというものです。情報は見守りボランティアが持つ携帯電話に送られ家庭や学校のパソコンからも確認できます。さらに児童が通学路を離れた時には緊急メールも配信される仕組みです。実証実験は12月の冬休み前まで行われ成果や課題を検証する予定です。”
実証実験は、2005年11月に当時7歳の女児に対する殺人、強制わいせつ致死等事件があった広島市安芸区矢野地区で今年の12月21日まで行われる。(導入実証実験に参加するのは、女児が通っていた隣の小学校の全校児童約九百四十人と保護者、見守り活動をしている地域ボランティアの中の約五十人)
この実験には小学校PTAと通信事業者のKDDI、中国電力、広島市立大、広島市などが参加している。通学路沿いの電柱約30本に通信機能付きの電子タグを設置。児童とボランティアにタグの読み取り機能が付いた携帯電話を1人1台ずつ貸与。登下校の際、タグの前を通ると、児童の携帯を介して時間や場所などの情報が自動で近くの見守りボランティアの携帯に送られる。見守りボランティアがメールで情報を送信すると、保護者や教員はインターネットで児童の所在を確認できるようになっている。
この実験が成功すれば、全国的に導入されるようになるのだろうか。寒々しいニュースである。
将来、この機能付き携帯を幼児以外のすべての国民に持つことを義務づけ、登録制にすると、本来的には、これらの電子タグに長期間引っかからない人は、家や病室などから1歩も出ない人、あるいは外国に行っている人だけになるはずである。これらの人たちは、割と簡単に把握できるので、彼ら以外にこのシステムにひっかからない者は、犯罪を企んでいる者だけになるということになる。防犯カメラと電子タグをセットしたものを全国至る所に張り巡らすことでと、ダミーの人間に携帯を持たすアリバイ工作をしてもすぐばれる。英国では、監視カメラの増大は犯罪の減少にあまり繋がらないという結果が出ている。しかし、監視カメラと電子タグをセットすることと国家に登録された機能付き携帯電話の携行を国民に義務づけることとにより、すべての国民の挙動が監視できることになる。
確かに、テロやオープンな場での犯罪に関しては効果はあるかも知れない。しかし、人々のプライバシーの全くない近未来映画と同じような完全に監視された社会となり、国民は国家(権力者)の従順なしもべにならざるを得なくなる。
世界的に格差の増大はテロの増大に結びついているので、実際にこのような社会にならないよう願いたい。

朱い蟹

2007年09月05日 | 日記
日曜日は、出島野鳥園の当番で9:00~15時まで学習舎に詰めていた。あいかわらず、この日も暑く、お客は少なかった。
野鳥の会の会員以外の方で山登りをしているという50才台と思われる女性が来られて、「ここは風が入って涼しくていいですね」と言われた。私は暑がりだから汗が出てたまらないと言うと「私は鍛えていますから大丈夫です」と言われてしまった。
 その方が帰った後、学習舎の玄関周りの水やりや清掃でもをしようと外に出ると朱色のカニがいた。そういえば、野鳥園に来てからカメラのシャッターを1度も押していない。カニの朱色が太陽に映えて綺麗ので、カメラを取りに引き返した。そして、いざカメラを向けようとすると、私に気づいたカニが逃げ込んだのが玄関の電動シャッターの溝。
当然、そこは行き止まりだけど、カニは私がいるからそこから出るに出られない。カニは辛抱強くじっとそこにいる。私の方があきらめて中に入った。
Web検索では「アカテガニ」のように思えるが、それであっているのだろうか。

600円のムラーノ

2007年09月03日 | 日記
パソコンショップのZOAさんへプリンターのインクタンクを買いに行ったら、600円の赤外線コントロールカーを見つけた。「タカラトミー」の製品である。車種は何種類かあったが、「そのスポーツカーはSUVである」をキャッチフレーズとしている「日産ムラーノ」にした。
買ってきた初めて分かったが、自分で組み立てなければならないのだ。でも、組み立ては簡単にできた。しかし、問題があった。フロントグリルやナンバープレート、ロゴマークなど20箇所ほどシールを貼る作業を必要とする。
老眼がかなりきている私としては細かい作業は辛く、いらいらしてきた。のっぺらぼうでも動けばいいと思ったが、やっぱり不細工だ。思わぬ時間が余計にかかったが何とか貼り終えた。
この車、意外と早く前後だけでなく左右の回転も機敏だ。
単四の乾電池4本は必要だが、それにしても600円は安い。最初から乾電池が付属しているのがあるが、安物の乾電池が多く、すぐ換えなければならないから結局高くつく。乾電池はつけずその分少しでも安い方がいい。
徳島ラーメンの「肉入り大」と随分楽しめるこのおもちゃが同じ値段。一般的な単価はいくらか知らないが、どうしてこれほど安く売れるのだろう。

(写真は、ほぼ実物大)



ハグロトンボ

2007年09月01日 | 日記
このトンボ、小さい頃はユウレイトンボと呼んでたような記憶がある。ハグロトンボというのだが、翅が黒いので羽黒でなく、昔、婦人が歯を黒く染めた「お歯黒」に似た翅の色から「オハグロトンボ」と呼ぼれていたことに由来するらしい。
お歯黒についてはテーマパーク8020に興味深い話が載っている。なお、このホームページはテーマパークと称するだけあって、歯と口に関する興味深い話やためになる知識が得られるようになっている。


これは、オスであるが、鳥か何かに襲われたのか、1枚の翅の半分が欠けている。これだけ欠けていると、相当飛びにくい
と思われるが、見ている限り、行動パターンは他のオスと変わらなかった。




こちらは、メス