観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

四十八茶百鼠

2011年02月08日 | 日記
クロジ(黒鵐)という名前はこの雄の色から来ているが、実際は黒でなくねずみ色である。今の子どもたちはあんまり
家の周りでネズミなんか見ないだろうが、私が小さい頃はよく見てた。だからドブネズミとクマネズミの違いも知っていた。
クレヨンで絵を描くとき舗装道路はネズミ色を使っていた。(何しろ田舎なもので舗装されている道は少なかった。)
ところでこのねずみ色だが、四十八茶百鼠という言葉に表されているようにねずみ色と一口に言っても100種類?
もあったらしい。
実際は48、100という数字は語呂がいいいいのと、数の多いことのたとえだろうが、実際それくらいあったとも
言われている。
なぜそんなに多いのかというと、江戸の奢侈禁止令で当時着物に使う色は、茶色、ねずみ色や黒色といった地味な色しか使う
ことが許されていなかったためだ。ここで茶色のほうが少ないのは、茶色は赤・黄・青の3色を混ぜて作るが、ねずみ色は黒
と白の度合いだからいくらでもできるからということだろうか。


クロジ雄


クロジ雌

いないいないばあ

2011年02月06日 | 野鳥
赤ちゃんは、いないいないばあが大好き。子どもたちも孫も松谷みよ子のこの絵本「いないいないばあ」
が気に入ってた。何でもこの本日本で初めて書かれた赤ちゃんのための本だとか。

クロジも「いないいないばあ」







全体的に黒褐色だが、翼の部分は大部分が褐色。図鑑によると雄第1回夏羽とある。


真っ赤なウソ

2011年02月05日 | 野鳥
スズメ目アトリ科のウソには、国内で繁殖するウソのほかに冬鳥として渡来するベニバラウソとアカウソ
がいる。某谷の水飲み場でアカウソが見られるというので、今年になって2回ほど出掛けたが影も形も見
えなかった。
しかし、性懲りもなく今日も出掛けた。真っ赤なウソとまでは言わないがせめてウソでもいてくれたなら
という思いも通じないままの3時間、この間、お相手をしてくれた可愛い小鳥たち


メジロ


ヤマガラ


マヒワ(雌)


ちなみにこちらが雄(額から頭頂と喉が黒い)



水飲み場とヒガラ

2011年02月02日 | 野鳥
お仲間のブログを見て、勘を働かし行った場所は間違いなかったが、そのブログに載ってた野鳥たちは
2日連続日参したのにもかかわらず、1羽も現れず終い。日頃の行いが悪いせいだろうか。
でも、水飲み場だから野鳥はやって来る。最初に来たのがこのヒガラ
一部が欠けたような格好の冠羽が特徴


真正面だと冠羽の特徴は分からない。




このヒガラ(11cm)によく似ているには、シジュウカラ14.5cmとコガラ(13cm)がいる。
この3種の私の見分け方は、シジュウガラはネクタイ、コガラは蝶ネクタイ、ヒガラはアスコットタイ。