みもすそ川公園を後にして、バスは、下関ICから高速に乗り、秋芳洞を目指して、ひた走りま
す。
美弥ICで高速をおり、しばらく国道を走ると、秋芳洞到着です。
秋芳洞は、秋芳台南麓の地下100mに開口する、東洋屈指の大鍾乳洞です。
3億年の年月をかけて、秋芳台のカルスト大地を浸食し続けて雨水が、地下に浸透して、
巨大な鍾乳洞を造りました。
石灰岩を溶解した雨水が、鍾乳洞の天井から滴り落ちる時、わずかの石灰分が、空気中の炭酸ガスと反応して、炭酸カルシューム(石灰岩)に変わり、岩石に付着します。
こうして、少づつ成長したものが、鍾乳石で、鍾乳石化ら滴り落ちた水が、下に造る石灰岩も成長して行き、石荀(セキジュン)となります。
やがて、鍾乳石と石荀は繋がり、1本の柱となります。
これを、石柱と言います。
鍾乳石は、1mm成長するのに、100年の年月を要するそうです。
石柱。余りに大き過ぎて、上下3枚に分けましたが、これでも、全体が入りきれませんので、
一部をご覧ください。
黄金柱と呼ばれる、最大の石柱です。
どのくらいの年月を掛けて出来上がったのか、想像もできませんが、2億年と言われるのも、納得ができますね。
↑100枚皿。
トルコを旅行された方は、パムッカレの景色を思い起こされることでしょう。あるいは、中国の
何処かにもありましたね。
洞窟の出入り口。
2億年の歴史を刻む、タイムスリップの旅でした。
近所には、昔、この地方で盛んに行われていた、石灰石の加工産業の博物館がありました。
今は、後継者不足や、開発途上国からの、安もの品の流入で、全て、廃業になったそうです。
↑石灰石の加工機器。
↑当時の加工品の名残り。
↑面白いものが目に付きました。
秋芳洞と河童、どんな関係があるのでしょうか。
↑昼食に食べた河童蕎麦。
焼そばの様ですが、どちらかと言えば、石焼きビビンソバと言う感じでした。
美味しかったです。