秋吉台は、日本最大のカルスト大地で、国指定の特別天然記念物になっています。
3億年の昔、海中で、サンゴ礁によって形成された海底が、地殻の変動で、隆起した石灰岩台地が、雨水によって浸食され、複雑なカルスト地形となって残りました。
カルストとは、旧ユーゴスラビアにある、有名な石灰岩地の地名です。
雨水によって形成されたカルスト台地の独特の地形には、次の様な物があります。
ラビエ(石灰岩柱)
地表に露出した石灰岩が、雨水により、柱状に浸食されたもの。
ドリーネ
地下の石灰岩台地が、浸みこんだ雨水により浸食され、地表が、凹状にへ込んでいる地形。
それでは、秋吉台の全景をご覧ください。
↑カメラが、広角では有りませんので、一度に、入りきれません。
パノラマ状に取って見ました。
↑遠方のラビエ群です。
秋吉台の中央部を、車の走れる道路が有り、国道490を経て、萩市へ通じています。
↑R490へ通づる道路の両側に見える、秋吉台反対側のカルスト台地。
バスは、R490をひた走って、今夜の宿泊地、萩へ向かいます。