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戦後75年の記憶、日本国憲法(過去ログ)

2020-08-09 12:00:01 | 学問

もう直ぐ、75回目の、終戦の日がやって来る。
70年の区切りとして、5年前に、幼かった、昭和の戦争の語り部の記憶を、まとめてシリーズでアップ
した。
忘れてはならない、あの忌まわしい記憶を、後世に伝えるべく、またここで、アップして置きたい。

昭和の戦争の語り部の一人としての使命だと思っている。

 

日本国憲法は、昭和21年11月3日に公布、半年後の昭和22年5月3日に施行された。

この経緯は、当時小学3年生のmcnjにわかるはずもなく、まったく、記憶は無い。

後に調べたことであるが、それまでの、天皇主権から、国民主権に変わったこと、基本的人権を尊重する

こと、平和主義に徹することが、3大原則であると教えられた。

この際、皆さんも、ぜひ、wikipediaなどで、お調べになられたらいかがかと思う。

昭和20年8月15日、日本は、ポツダム宣言を受け入れて、無条件降伏をした。

ポツダム宣言に織り込まれた条文を遵守する法的義務があり、その一つが、大日本帝国憲法に変わる、ポ

ツダム宣言の精神に則ったた、新憲法の制定義務であった。

内容は、GHQ(連合国軍総司令部)がポツダム宣言の主旨に沿って定めたものであったが、最後の、帝国議

会で、若干の修正の後、昭和21年11月3日公布され、翌22年5月3日施行された。

 

当ブログ↓のポツダム宣言のところでも述べたが、あの忌まわしい戦争が、大日本帝国憲法の、天皇に主

権を与え、国民は、それに絶対的に従わせられて、政治をおこなうと言う考え方に、要因があったと判断

して、宣言は提言していた。

進駐してきた、GHQ(連合軍総司令部)は、まず初めにこれに基づいて、新しい日本国憲法を制定

させた。

憲法改正の基本理念として、三大理念が基本とされた。

 1、人権の尊重。

 2、国民主義(民主主義)

 3、平和主義(戦争放棄)

この要点は、

1、主権在民

  天皇から主権を取り上げて、国民に与える。

2、戦争放棄

  武器を持たず、戦闘行為も禁止する。

3、言論の自由

4.信仰の自由

5、個人的人権の尊重

6、三権分立

である。

昨今の、自衛隊の国際貢献の観点から、憲法第9条の見直しが叫ばれている。

現在は、国際協力の観点から、議会の承認のもとで、自衛隊の海外派遣は、認められており、

国際貢献は、可能となっている。

これ以上の改憲の必要性は、どこにあるのか。

恐らく、改憲を叫ぶ勢力は、自衛隊に海外派遣を、議会の承認なしで、出来る様にしたいのであろう。

防衛省の判断で、派遣を可能にしたいものと思われる。

すなわち、戦闘行為の容認に繋がるではなかろうか。

日本国民は、良く見ていかねばならない。

 

 

 

 

 

 

本稿は、バックナンバーでは、もっと、後日の投稿予定であったが、本日の憲法記念日に合わせて、前倒しで投稿した。