つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

ソニー戦略に変更?

2012年11月27日 | カメラ

デジカメinfo「ソニーが2013年以降の製品ロードマップを大幅に変更する?」(Sony Alpha Rumorsより)という、記事には関心を持たざるを得ません。

一部分だけ引用させてもらいます。


『ソースの人達に聞いたところによると、ソニーはカメラビジネスの戦略を大きく変更しようとしているということだ。経営危機のために、ソニーは製品ロードマップを再考せざるを得なくなっている。通常、企業は2-3年前に製品の計画を立てるが、聞いたところによると、ソニーは "フルミラーレスロードマップ" への移行のスピードアップを決定しようとしているとのことだ。』

 いつかはこういう時期が来るだろうとは思っていましたが、たぶんデジタルカメラ部門が自由に考えるようにはいかなくなったのではないかと思います。

ソニーの経営危機をムチ打つかのようなニュースが出ています。

 

『欧米系の格付け会社フィッチ・レーティングスは22日、ソニーとパナソニックの長期発行体格付けを「投機的」とされる水準に下げた。両社とも投機的な水準の格付けは初めて。これまではともに投資適格の中で最下位の「トリプルBマイナス」だった。格付けの見通しはいずれも「ネガティブ(弱含み)」としており、一段の引き下げの可能性がある。

 ソニーは3段階の格下げで「ダブルBマイナス」となった。主力製品で技術優位を失ったことと、競争激化、先進国の景気低迷、円高などで収益性の回復が遅れると指摘。音楽と映画の安定性や、半導体など部品の改善を、家電や通信の不振が打ち消すとみている。

 パナソニックは2段階の引き下げで「ダブルB」とした。テレビなど中核事業での競争力低下に加え、キャッシュを生み出す力が弱くなっているという。構造改革によって長期的には収益性の回復につながる可能性があるが、立て直し策が未達に終わるリスクもあると指摘している。

 ムーディーズ・ジャパンは今月、両社を「Baa3」に格下げ。スタンダード・アンド・プアーズは9月にソニーを、今月にパナソニックを、ともに「トリプルB」に引き下げているが、いずれも投資適格の水準だ。』(日経新聞)

 

別の記事によると、フィッチの「ダブルBマイナス(BB-)」は「投資不適格(ジャンク)」に該当する等級」だそうです。

 

少なくともデジタルカメラでは元気いっぱい、評価も得ているソニーなのに、ここまで見下げられるとは… こうなると、格付け会社なんて何様? やりすぎじゃないの! と言いたくなりますが(何か釈然としない、ダークな、意図的なものを感じます)、社全体の業績が芳しくないのでは、言われてもしょうがないかも。

 

"フルミラーレスロードマップ"? NEXシリーズに絞るということなのでしょうか。

そんなことしたら、ソニーの魅力がなくなるし、先が見えてしまうと思うのですが…

同じようにパナソニックも深刻。どうなるのでしょうね。


EOS 7D II の噂

2012年11月27日 | カメラ

先ほど、来年の「CP+2013」の関連で、EOS 7D II の事を書いている間に、デジカメinfoに、まさにその噂が紹介されていました。

おやおや、です。

出所は例によってCanon Rumors。以下、デジカメinfoを引用させていただきます。

 

『未知のソースから、新しいAPS-C機 EOS 7D Mark II の漠然としたスペックリストを得た。このソースは、発表は2月末付近になると述べている。スペックは次の通り。

- 2420万画素APS-Cセンサー
- 連写は10.2コマ/秒
- デュアルDIGIC V
- デュアルカードスロット(メディアは不明)
- 新しいエルゴノミクスデザイン
- 新型のバッテリー
- 発表は2013年の2月

新しいソースからの情報なので、話半分に聞いておいて欲しい。』

 

「話半分に」と言いますが、このぐらいの画素数、連写速度の噂は、初めてではないので、一応の信ぴょう性はあると思います。

デュアルDIGIC Vというのがすごいですね。さらに、デザインやバッテリーが変わるということは…

ひょっとして大きく重くなるのでは?

重戦車のような7DⅡ?

お値段も高くなりそうですね。


CP+ 2013の案内

2012年11月27日 | イベント

CP+(シーピープラス)2013の案内メールが来ました。

2013年1月31日(木)~2月3日(日)
1月31日12:00~17:00/2月1日、2日10:00~17:00/3日10:00~16:00
会場:パシフィコ横浜
主催:一般社団法人 カメラ映像機器工業会(CIPA)

12/3(月)から、オフィシャルウェブサイトで入場事前登録を開始するとのこと。

事前登録すれば入場料(1000円)は無料になるので、2012年は登録しました。

2013年も登録するつもりですが、さて今度のCP+はどんな感じになるのでしょうね。

 

振り返れば、2012年はデジタルカメラ大収穫の年でした。

キヤノンはEOS-1DX、EOS 5D MarkⅢ、ニコンはD4、D800/D800Eと、いずれも旗艦機・上級機を出したうえ、それぞれEOS 6D、D600という低価格フルサイズ機のジャンルを創設。オリンパスOM-D E M5や富士フイルムX-Pro1などで盛り上がるミラーレス機の分野にはついにキヤノンもEOS Mで参戦。一方ソニーは新たなフルサイズ機α99に加えて、RX100、RX1という高画質コンパクト機を投入。シグマDp1 Merrill/Dp2 Merrillも話題を呼びました。ほかにPENTAX K-01などユニークなカメラも続々。

海の向こうではライカMモノクロームというのもありましたね。

これほど注目を集める新製品が続出したのは、オリンピックやフォトキナというビッグイベントがあったことも影響しているのでしょう。

 

で、2013年はというと、まだ話題になりそうなものが少ないという印象です。

フォトキナ開幕のころ、キヤノンの幹部がインタビューで「CP+を楽しみにしていて下さい」と言っていたので、キヤノンからは何か新しい機種が出そうです。

それがソニーRX1のような趣味性の高いコンパクト機なのか、あるいは噂ばかりで一向に姿を現さない「高画素機」なのか… 

2500万画素、10コマ/秒のEOS 7DⅡ など出てもうれしいですが(初夢!?)。(でもこれは新機種とはいえないか…)

 

PENTAX/リコーのフルサイズ機、ソニーの3600万画素フルサイズ機なども考えられますが、まだ先の話かも。

 

そして、ニコンは何を出すのでしょう。

 

経済新聞風にいえば、『時代のトレンド』として、スマートフォンやネットとの連携機能を充実させた新機種が増えていくのは間違いないでしょう。若い層を取り込むには不可欠。

でも古い一眼レフ・オジサンとしては、そういう機能、なかなか興味がわきません。

 

もっと驚くようなカメラが出てほしいですね。

たとえば、まだおもちゃみたいだけどLytroのような…

それから「放射能が見えるカメラ」だとか…

 

また、とりとめのない話になりました。