4 月も半ばを過ぎ、春の嵐とかで近畿地方で雨や風が激しく吹き荒れました。
盛りを過ぎていた桜も、いよいよ全部散ってしまいそう…
散ればこそ いとど桜は めでたけれ うき世になにか 久しかるべき
(伊勢物語 詠み人知らず)
4 月13 日に、大阪・造幣局の「桜の通り抜け」(4 月11 日~17 日)を見てきました。
桜の開花が全般的に遅れた今年、造幣局の八重の桜も遅れ気味。例年のように満開ではありませんでしたが…
「一葉」。
「紅手毬(べにてまり)」。
「鬱金(うこん)」。
造幣局では、敷地内に植えられた桜の品種のうちから一種を「今年の花」として選び、毎年紹介しています。今年の花は、桜にしては珍しい色の「鬱金」。(造幣局の桜の通り抜けの桜樹一覧表参照)
「雨情枝垂(うじょうしだれ)」。
詩人の野口雨情氏の邸内にあったところから、その名が付けられた花。
比較的早咲きで、会期中には散り始めていることが多いのですが、今年は桜の開花が遅れた“おかげ”で、満開の様子を見ることができました。
ボンボリに照らされた「八重紅枝垂(やえべにしだれ)」。
夜桜も見ものの「通り抜け」。たくさんの人でにぎわっていました。
今回はスチールはそこそこに、大川の桜と「通り抜け」を合わせた動画を撮ってみました。
ソニーRX100 で撮った、6 分余りの長くてユル~イ作品。お時間のある方はご覧ください。
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撮影カメラ・レンズ(スチール)
キヤノンEOS 6D
EF24-105mm F4L IS USM