つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

超美麗なNYの動画

2012年04月21日 | 写真テクニック

タイムラプス撮影

DDN JAPAN という、世界の音楽・映像情報を配信するサイトを見ていたら、きれいな動画がありました。

「Mindrelic - Manhattan in motion」という、ニューヨークの風景をタイムラプス=微速度撮影(DDN JAPANでは低速度撮影と表記)で撮った作品です。(同じものをユーチューブから貼り付け)

 

 

 大都会のすべてを凝縮したような映像。見とれてしまいます。音楽もいいですね。

実はこの作品、去年夏にvimeoという動画共有サイトに投稿されていたもの。

作者はMindrelicとなっていますが、おそらくハンドルネームのようなものではないかと思います。

Mindrelicのサイトには古代エジプトの目のマークが。Mind relicと区切ると「心の遺跡」とも読めます。

本名はニューヨーク州ロチェスターに住むJosh Owensという人らしいです。

普段、どんな仕事をされているのでしょうね。

 ◇やはり5D mark II

 vimeoのサイト(ユーチューブより画質・音がいい)には、撮影機材もきちんと紹介されています。

カメラはCanon 5D mark IIが1台、 Canon 7Dが2台。

キャノンのデジタル一眼レフでタイムラプス撮影をするために開発された"The little bramper" という装置を使っています。

また、映像を見ていると左右や上下にカメラが滑るように動く「パン」「チルト」というカメラワークを駆使しているのですが、これにはドリーという映画用の移動式カメラ台を使っているようです。

タイムラプス撮影では一定の間隔をおいてシャッターを切っていくので、ドリーもそれに合わせた非常にゆっくりした速度で動かす必要があります。そのために手動式ではなく、自動的にコントロールできる装置がついたもののようです。

ドリーというものの実物を見たことがないので、色々検索していると、Josh Owens氏の使ったのとは別物ですが、もっと簡単な手動式のドリーの映像がありました(ユーチューブより)。

 

 

なるほど…。こうやって撮影するとかっこいい映像になるんですね。これに5D mark II(あるいはmark Ⅲ)をのせればいいわけ。

でもJosh Owens氏のManhattan in motionのような映像を撮ろうとしたら、相当の情熱というか、心のパワーが要りますね。あとの映像編集も大変でしょうし(それが楽しいのかな)…

 



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