大阪・鶴見緑地の「咲くやこの花館」で、夜に咲く幻想的なフニーバオバブの開花鑑賞会+ナイトツアーがありました。
参加を申し込んでいたところ(8/11日記事)、幸い8月17日にOKの連絡。
京都から帰ったその足で行ってきました。夜間の撮影に強いといわれるEOS 6D、レンズはEF70-300mm F4-5.6L IS USMを持って…
咲くやこの花館のフニーバオバブは、1990年にマダガスカルから到着。毎年この時期の夜7時から8時ごろに開花します。
ソーセージ状のつぼみの先が開き始めてから、開花完了までの時間が約30分という短さが特徴で、動きが目に見えるほど。本当に不思議な花です。
この開花を見られるのは全国でもここだけだそうです。
フニーバオバブ。
クリスマスのクラッカーが弾けたみたいですね。
【撮影データ】 EOS 6D EF70-300mm F4-5.6L IS USM / 絞り優先AE(絞りF5.6 シャッター速度1/10 秒)、露出補正 -1、ISO感度1600、画質 RAW、ホワイトバランス 太陽光、ピクチャースタイル スタンダード
かなり高いところに咲いているので、300mmの望遠端でもこれが精一杯(ノートリミング)。
期待していた鑑賞用のやぐらは、安全上の理由で撤去されていました。参加者が大人数でしたからやむを得ないところでしょう。
三脚は禁止。しかたなく、地上から手持ちで、ライトが当たっている花を撮影しました。
思い切りトリミングしてみましたが、案外いい画質。
高感度に強いEOS 6Dは、ISO1600程度ならノイズはほとんどなく、シャープで、ごく普通に使えます。
美しい花ですね。夜咲いているところを撮れて満足です。
これに似たカットを、同館のフォトコンテストに出してみることにしました。
◇開花の様子
19時30分39秒。つぼみの先が分かれてきました。
19時31分25秒。
19時32分27秒。雌しべの先が見えてきました。
19時33分31秒。くるくるとコイル状に反り返っていくのは萼(がく)。
19時37分21秒。
19時38分11秒。
19時38分59秒。黄色い雄しべが、花粉を散らしながら開き始めました。
ここまでは本当に速いですが、雄しべが開ききるまでは少し時間がかかりました。
この夜はたくさんの花が開花しました。こんなに多く咲いたのは珍しいそうです。
次回はナイトツアーの様子をお伝えします。
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