つれづれ写真ノート

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EOS 5D MarkⅢの操作

2012年03月27日 | カメラ

新鋭機、気になったこと

EOS 5D MarkⅢ、いよいよ発売になりました。

欲しいですね、高いですね~。

これ、1時間ぐらい見たり触ったりしてきたんですよ(3/17特別体験会)。

連写性能、高感度性能の進化。5D MarkⅡはやはり少し見劣りするし、MarkⅡの値下がりを待って買おうという気持ちは、あまりなくなってきました。

このMarkⅢ、かなり凄いです。

ただ、触ってきた体験で気になったのが、ユーザーインターフェイス。

撮ったあと、ピントが気になって画像を拡大して確認しますよね。

それに4アクションも要するというのが気に入りません。

画面表示>拡大ボタン>拡大倍率選択>拡大場所移動

何で2アクションですまないのか、Kissシリーズではできていることなのに。

これだけでも疲れるのです。

ほかにもボタンが増えました。

モードダイヤルが勝手に回転するというユーザーの声を入れて、ロックボタンが付いています。ロックボタンを押さないと絞り優先、シャッター速度優先などが切り替えられません。それはいいのですが、確実にアクションが一つ増えました。

そして露出、シャッター速度、ISO感度、画像拡大率などパラメーターを操作するリングやボタンが分かれていてバラバラ。メーカーの人も「あれおかしいな、おっと、この変更はこちらで…」と。複雑すぎはしませんかね。

重くなりました。

視野率100%を望むユーザーに応えたら、ペンタプリズムが大きくなり重くなったということでしょう。

ユーザーの意見を忠実に反映したらこうなったというカメラです。

発想の飛躍とか転換とかが欲しかったのに、愚直にユーザーの期待に応えてしまった感じがします。

これでいいのでしょうか…ユーザーインターフェイスを整理した「5D MarkⅢ 改」を出してほしい気がします。

発売されたばかりの時期に、こんなことを言う人はあまりいないでしょうが…

 



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