つれづれ写真ノート

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奈良公園の子鹿公開

2012年06月03日 | 動物

奈良公園では、5月中旬から7月ごろまで、子鹿が誕生するシーズンです。

6月1日、恒例の「子鹿公開」が鹿苑(ろくえん)で始まり、さっそく行ってきました。

入場チケット。

 

「子鹿公開」は財団法人奈良の鹿愛護会によるイベントで、収益は鹿の保護に活用されています。

料金は大人300円、高校生100円、中学生以下は無料。

 

鹿苑で公開された母鹿と子鹿。

鹿苑は春日大社参道のそばにあり、秋には有名な鹿の角切りが行われるところです。

5月中旬からこの日までに生まれた子鹿は50頭。そのうちの20頭と、母鹿44頭が公開の対象になっているそうです。

もっとも、生まれたばかりの子鹿のこと、体調に配慮して、この日見かけた子鹿は10頭ぐらいでした。

 

母鹿と子鹿。

子鹿は本当に小さいです。

 

母鹿のお乳を飲む子鹿。

 生後20日ぐらいたつと柔らかい草を食べ始めるそうですが、それまではお乳が頼り。

 

母子のスキンシップ。

 

可愛いですね。

 

すぐ疲れるのか、木陰で休むことが多かったです。

 

お母さんといれば安心。

 

子鹿どうしのキッス。

 

元気に走る子鹿。でもどこか頼りなさそう。

鹿苑で聞いた説明によると、7月15日ごろには、母子を奈良公園へ出したい、ということでした。それ以後は自然の中での生活が始まります。

母鹿は母性本能が非常に強く、人が子鹿に近づいたりさわったりすると、猛烈な勢いで攻撃してくることがあります。

また、子鹿に人間の匂いが付くと母鹿は世話をしなくなる、とか。

それで、公園で子鹿を見かけても絶対さわらないよう、アナウンスで呼びかけていました。

 

鹿苑での「子鹿公開」は7月1日までの午前11時~午後2時(入場は午後1時30分まで)。

 

春日大社参道の鹿。こちらは大人の雌。

せっかく来たので春日大社に参拝してきました。

うっそうたる大木が続く参道。

春日大社南門。修学旅行の生徒たちでにぎやかでした。

 

参道の南側には広々とした野原。

奈良公園の飛火野です。ここの風景は素晴らしい。秋の紅葉も美しいですよ。

 

昼食は参道の中ほどにある「春日荷(にない)茶屋」で。

「大和名物膳」。赤米を使った万葉粥と柿の葉ずし、くず餅など(1580円)。

 

ほっこり、のんびりする大和の旅でした。

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撮影カメラ・レンズ

  Canon  EOS KissX4  

      TAMRON  AF 28-300mm 3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical[IF]Macro

撮影データ

  絞り優先AE (F4~8) 

  ISO感度  100~400

  露出補正  -1~+2/3

   画質  RAW

  ホワイトバランス  太陽光

  ピクチャースタイル  スタンダード

   画像処理  Digital Photo Professionalで明暗、コントラスト、色の濃さ調整

 

 



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