つれづれ写真ノート

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ブルーインパルス in 平城京天平祭・秋

2016年11月07日 | イベント

奈良市の平城宮跡を舞台に、毎年春、夏、秋に行われる平城京天平祭

今年の秋は、実りに感謝する「みつきうまし祭り」と題して開催(10月29日~11月6日)。奈良のお酒や食を味わい、花を愛で、古代行事や歌舞音曲を楽しむ秋祭り---ということで、土日祝日を中心ににぎわいました。

 

そのなかで、注目を浴びたのが、ブルーインパルスの展示飛行。

航空自衛隊の奈良基地開設60周年記念として、11月5日、6日に6 機が飛来して、平城宮跡の上空でアクロバット飛行を繰り広げました。

 

航空ショ―が開かれる航空自衛隊基地がない近畿地方で、ブルーインパルスが見られる機会は、めったにないのでは。

奈良基地は、航空自衛隊の幹部候補生学校があるところで、基地開放のさいに展示されている飛行機は見られるようですが、航空ショーは聞いたことがありません。奈良基地のホームページ「基地司令挨拶」によると、ブルーインパルスの飛行は30年ぶり。基地所属全隊員の悲願だったそうです。

 

というわけで、「飛行機撮り」のカメラマンが大勢集まっていました。

 

11月5日の展示飛行は午後1時35分から。平城宮跡のステージエリアで、隊員による解説付きで行われました。

スモークを出しながら飛来したブルーインパルス。

 

6 機のアップ。

 

ちなみに、航空ショーを撮るのは初体験。高速連写・高速AFのヒコ―キ向き機材などなく、いつも使っているキヤノンEOS 6D に 70-300mm のズームをつけて狙ってみました。

シャッター速度1/2000秒、絞りF10 、ISO 400 のマニュアル露出。これだと、太陽方向(逆光)と反対側ではそれぞれ露出オーバー、アンダーになりますが、現像時に明暗調整することでカバーしています。

 

機体がきちんと星形にそろいました。技術が要るでしょうね。

 

抜けるような快晴の空に描かれるアート。

 

すごい急上昇。

 

美しく塗り分けられた機体のアップ。

(上の写真もそうですが、アップ写真では大幅なトリミングをしています。ときに1000mm 望遠レンズ相当の画角にまで… )

 

この写真をアップにしてみました。

カッコいいですね~

 

機体をねじることで、スモークにねじれを作り出しています。

 

翼の上面がきれいに撮れたので、大きめの写真を添えます(下のサムネイルクリックで拡大)。

 ← クリックで拡大

 

そろって飛行していた5 機が…

それぞれ姿勢を変え始め…

 ツイストするような形に。

 

 大空をいっぱいに使った妙技。本当に素晴らしいです。

 

この写真をアップにすると…

ダイナミックです。

 

 一直線に飛行。

近くに来ると、すごいスピードなので追いきれず、時にファインダーから外れてしまいます。

 

つぼみが開くように…

 

きれいに開きました。

何という技か聞きもらしましたが、美しいです。

 

空につぎつぎと開く花の輪。

これと次の写真の2枚だけは、望遠ズームでは収まらず! あわてて広角の効くコンパクトカメラ(ソニーRX100)を取り出して撮影。

航空ショーでは、望遠と広角レンズの両方が必要です。

 

「観客のみなさんに愛を… 」と描かれた、ビッグなハートマーク。

拍手が鳴りやまない中、約20分間の展示飛行が終わりました。

 

スモークの尾を引きながら会場を去っていくブルーインパルス。

 

なかなかの感動モノ。 飛行機写真ファンの気持ちが分かりましたね。

会場ではブルーインパルスのグッズ販売コーナーが設けられ、子どもたちがパイロットのミニ制服を着て記念写真を撮る風景も見られました。

 

みつきうまし祭り」の他のイベント写真は次回に。

 

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撮影カメラ・レンズ

    Canon EOS 6D  

     EF70-300mm F4-5.6L IS USM 

    ソニーRX100



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