フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

左利きの腕時計?

2021-05-21 10:00:00 | 腕時計

文字盤の文字や秒針も曲がっていて・・・まるでダリ

 ちょっと見、何か変な感じ・・・じつはリュウズが左側にある時計を右腕に着ける左利き用の?、文字盤もまるでサルバトール・ダリの絵にあるような腕時計・・・

 銘が”QUESTO”とあります。右腕につける左利き用の時計?9時の位置にリュウズがあります。メタルのバネベルトがついています。とても珍しいものだと思います。こんなの今まで見たことない。文字盤の数字のデザインや秒針が曲がっている。

 手巻きの腕時計だと思っていたので、リュウズを巻いたときまったく抵抗が無くて、これはゼンマイ切れ?・・・ちょっとまずいな・・・

 とりあえず裏蓋を開けてみて・・・なんだ、クォーツだ! JAPAN MOVEMENT、日本製です。チャイナやコリアにしては、デザインが洗練されているような、そんな感じです。でもアッセンブルされたものかもしれません。

 文字盤やケースの内側が汚れていたので、リュウズを抜いてクリーニングしました。

 キレイになりました。

 右手につけると、こんな感じです。リュウズが左側に来て、左手で時間合わせができます・・・というか、左手でしか操作できません。クォーツですので、頻繁に時間合わせをする必要はないのですが。

 昔・・・腕時計は左腕にするものでした。普通、日本人は右利きなので利き腕に精密機械の時計をつけていると時間が不安定になる、あるいは壊れてしまう・・・ということで。その後、時計がショクドアブソーバーのパラショック機構など、落下させても壊れないような丈夫な作りになって特に左腕につける必要がなくなった。でも利き腕の右腕に付けているとやはり高価な時計を傷つけたり、破損したりするリスクが高いので、今でも腕時計は左腕につけるものと習慣化されていると思われます。
 また左腕につけていると、今はほとんどクォーツなのでゼンマイを巻く必要はないのですが、リュウズが3時に位置にあると時刻合わせがし易いということもあると思います。

 この時計はリュウズが9時の位置にあるクォーツで、あくまでデザイン的なものとも思われますがちょっと珍しい、いやこんなデザインの時計、文字盤の数字のデザインと曲がった秒針など他に無いと思います。非常~に、ユニークな時計です。

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地元スーパーの白ワインと沖縄モズク天ぷら

2021-05-19 10:00:00 | ウィスキー・ワイン・お酒

地元スーパーの直輸入白ワインと沖縄モズクの天ぷら

 地元スーパーの直輸入白ワインで、沖縄モズクの天ぷらをいただきます。

 ウォーターフォード風のワイングラス。オリジナルより少し小ぶりです。

 地元スーパーの直輸入「ヴューバーブ」フランスの白ワインです。「やや辛口」ですが、さっぱりドライで美味しいワインです。天ぷらに好く合います。
 グラスはウォーターフォードと同じデザイン。オリジナルよりは、やや小ぶりです。

 今年も沖縄に行けそうもないので、いただき物の沖縄モズクを天ぷらにしました。モズクにネバネバがあるせいか、沖縄風にしっとり揚がりました。沖縄の天ぷらはみな、サクサクではなくしっとりして甘いです。沖縄を思い出しながら、さっぱり白ワインでいただきす。

 ブロッコリーとパプリカの酢の物、サバとキュウリ、トマトの和え物とモズクに干しエビと人参の千切(ニンジンシリシリ)を加えたカキ揚げ天ぷらも作ってみました。白ワインの合う、おいしいアテの取り合わせです。


 宮古島多良間産の黒糖を溶かして作りました。

 デザートは小倉アイスに沖縄黒糖のゼリー、ミントのせ。箸置きは、チンスコー風のシーサー、割ってしまって金継してあります。

なんか沖縄気分になってきた~っ!

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地元スーパー直輸入ワイン、イリルム・ベルモデ/スペイン

2021-05-18 10:00:00 | ウィスキー・ワイン・お酒

地元スーパー直輸入ワイン赤、イリルム・テンプラニーリョ/スペイン

 今日の夕食はホタテ、トマト、パプリカとオニオンのトロ味トマトソース煮と干し大根のタレ漬物。大根は細長い角切りにして日向で1日干してから、少し甘い醤油タレに漬け込んであります。

 イタリアン?or 中華?と和風の取り合わせ。赤ワインを選んでみました。

 地元スーパー直輸入ワインの、イリルム・テンプラニーリョ/スペイン。前々回にアップした、イリルム・ベルモデの赤です。

 赤のフルボディ(濃厚)と表記されているのですが、飲んだ感じでは、ミディアムボディですね。でも美味しいです。スペインのワインは、ソフトでリーズナブルというイメージです。
 アルミのスクリューキャップですが「INTERNATIONAL CHALLENGE 2020」 で
金賞を受賞しているとラベルにあります。ヴィンテージではない若いハウスワインなので渋味は薄く、でもそこそこに旨味、甘味が感じられてバランスの良い赤ワインです。どんな料理にも合いそうです。

 ブルゴーニュタイプの丸いボウルのワイングラス。赤が合うと思います。ステムが六角形にカットされています。ブランドものではありませんが気泡が入っていたり、そんなチープなところが気に入っています。

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コランダム合成サファイア

2021-05-16 10:00:00 | 宝石

コランダム合成サファイア赤(ピンク)

ルビーのようですが、赤いコランダムの合成サファイアです。

光を当てるとピジョンブラッドに近い赤色と、ややピンクがかった赤色です。

 7.2ctと7.3ct、合成とはいえ大きいです。つまり間違いなく合成・・・ですねw...

紫外線ライトをあてると、内部からの反射光で赤い蛍光を発します。

 合成とはいえ、自然石と同じ成分で結晶化されているので、本物と同じ性質を持っています。
 紫外線をあてると蛍光を発するのは紫外線の波長が短いので屈折率が大きく、宝石の内部に入射した光がカットされた石の表面で内部に反射されるのも一因と思われます。ガラスなどと違って宝石は結晶しているので、内部の結晶面での散乱、反射もあると思います。

 コランダムはダイヤモンドについで硬い鉱物で、ルビー、サファイア、エメラルドも無色透明なコランダムに不純物が混入して赤や青、緑に発色したものです。
 赤色のコランダムはルビーなのですが、ブルーだけでなく赤以外のコランダムはみなサファイアと呼ばれます。これはピンクサファイアに分類されるのでしょう。たしかに合成ルビーと比べると、赤色が薄紫に近いです。

ーついでの話ー
 チャールトン・ヘストン主演の「ベン・ハー」で、ローマの将軍からベンハーに与えられた大きな赤い宝石の指輪、それが気になって・・・この石で指輪を作ろうかなw...

 ローマの将軍がつけていた指輪の赤い宝石ですが、時代考証としてルビーではない。ルビーは、ビルマ(ミャンマー)産が有名ですがそれ以外にベトナム、カンボジア、タイ、スリランカ、マダガスカル、タンザニア、モザンビーク、そして中央アジアなどからも産出します。赤いサファイアは大変珍しいものですが、サファイアの産地もルビーとほとんど同じ地域です。(ヨーロッパでは中世以降にフランスで、わずかですがブルーのサファイアが産出されるそうです)
 「ベン・ハー」は、実際の歴史ではなく創作された紀元30年ころの物語ですが、その当時エルサレム今のイスラエルはローマに占領されており、そのころのローマの支配地域(地中海沿岸のヨーロッパ、北アフリカ、中東)には、ルビーの産地はありません。東南アジアやインド、マダガスカルとは交易もなかったと思われます。赤い宝石と言えば他にガーネットがありますが、これも産地はアフリカやインド、ロシアなどで、この時代にローマでは手に入らなかったでしょう。
 ということで映画の中での話ですが、ローマの将軍がつけていた赤い宝石の指輪は、時代考証的にはあり得ない・・・少なくともルビーやガーネットではないということですね。
 それが何か? しょうもない話で、すみません^
_^;

ー追伸ー (2021.5.26)
 先日、NHK/BSを見ていたらローマ時代の少女のミイラが最近発見されて、首にブルーサファイアのネックレスがかけられていました。当時のローマ帝国の支配地域では、サファイアは産出されてはいないはずなのに。おそらくペルシャ、インドとの交易があったのでしょう。と言うことは、ルビーやガーネットもローマにもたらされていたかもしれません。なので「ベンハー」でローマの将軍が赤い宝石の指輪をしていてもおかしくはない・・・ということですね。しつこい話で、すみませんでしたw...

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ウォーターフォード風ワイングラス

2021-05-14 10:00:00 | グラス

ウォーターフォードに似たワイングラス

 ウォーターフォードのワイングラス、縁を欠かせてしまったのでオリジナルを探したけれど見つからなくて。それで似たデザインのグラスを手に入れました。

 このデザインのグラスには、白ワインが合います。ワインは地元スーパー直輸入の、イリルム・ベルモデ/スペイン。辛口、極微炭酸。いつも良いワインを提供してくれます。ハズレがほとんどありません。

 



 カットはなかなか良いのですが、ちょっと細かすぎるデザインで、そのあたりがウォーターフォードのグラスに比べると品がありませんね。メーカーはわかりません。HOYA?新しいものです。

 辛口ワインには、スイーツが合います。家人が作ってくれました。ハーゲンダッツとドライトマト、クルミをのせたバナナ、キウイフルーツ。プランターで栽培している、ミントを添えて。

 ということは辛口白ワインは食中酒だけでなく、デザートにも合うということか・・・貴腐やアイスワインは甘いデザートワインですが、スイーツと合わせることで辛口の白ワインもイケますね。

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