文字盤の文字や秒針も曲がっていて・・・まるでダリ❓
ちょっと見、何か変な感じ・・・じつはリュウズが左側にある時計を右腕に着ける左利き用の?、文字盤もまるでサルバトール・ダリの絵にあるような腕時計・・・
銘が”QUESTO”とあります。右腕につける左利き用の時計?9時の位置にリュウズがあります。メタルのバネベルトがついています。とても珍しいものだと思います。こんなの今まで見たことない。文字盤の数字のデザインや秒針が曲がっている。
手巻きの腕時計だと思っていたので、リュウズを巻いたときまったく抵抗が無くて、これはゼンマイ切れ?・・・ちょっとまずいな・・・
とりあえず裏蓋を開けてみて・・・なんだ、クォーツだ! JAPAN MOVEMENT、日本製です。チャイナやコリアにしては、デザインが洗練されているような、そんな感じです。でもアッセンブルされたものかもしれません。
文字盤やケースの内側が汚れていたので、リュウズを抜いてクリーニングしました。
キレイになりました。
右手につけると、こんな感じです。リュウズが左側に来て、左手で時間合わせができます・・・というか、左手でしか操作できません。クォーツですので、頻繁に時間合わせをする必要はないのですが。
昔・・・腕時計は左腕にするものでした。普通、日本人は右利きなので利き腕に精密機械の時計をつけていると時間が不安定になる、あるいは壊れてしまう・・・ということで。その後、時計がショクドアブソーバーのパラショック機構など、落下させても壊れないような丈夫な作りになって特に左腕につける必要がなくなった。でも利き腕の右腕に付けているとやはり高価な時計を傷つけたり、破損したりするリスクが高いので、今でも腕時計は左腕につけるものと習慣化されていると思われます。
また左腕につけていると、今はほとんどクォーツなのでゼンマイを巻く必要はないのですが、リュウズが3時に位置にあると時刻合わせがし易いということもあると思います。
この時計はリュウズが9時の位置にあるクォーツで、あくまでデザイン的なものとも思われますがちょっと珍しい、いやこんなデザインの時計、文字盤の数字のデザインと曲がった秒針など他に無いと思います。非常~に、ユニークな時計です。
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