名古屋の白ウサギ・1964年生

自称・宗教家・・宗教家とは職業ではなく「私の生き方」です。
職業・会社員、投資家  趣味・偽善事業

ウサギの嫌いな言葉・・・その2・・・

2016-06-17 | 思う事


・・・写真・・・
宇治市の食堂にて・・
スピリチュアルな美人シンガー
(神通力がある千手観音のような不思議な女性)と、
速読の達人O様との三人で食べたカツ丼
・・・・・・

オマエ!! そんなこと常識だろ
この言葉・・・・若い時、よく言われた言葉である。

学校を出て、就職して間もない駆け出しのころ、
仕事の内容はすべてが未知の世界、
全てが初体験・・・・

そんな状態では、 「 常識 」と言われても、
そのベースがわからない。

その当時、私は思った・・・

「 常識、常識と必要以上に連呼する人間は
尊敬できない、信用もできない 」

同時に、自分は、
「 常識だろ!!! 」
という言葉を使わないと心に決めた。

あれから、30年以上の月日が流れたのですが、
今現在も、その時と考えは変わっていない。

いや、むしろ、確信を深めている。

現在、二人の子供がいるが、
子供にたいして、「 常識だろ!!! 」
という言葉は、一度も吐いたことがない。

もちろん妻に対しても同様である。

ましてや、仕事関係の新人や、
若手の人間にそのような言葉を発することは、
最大の恥であると思っている。

今までの経験のなかで、
多くの「 自称・常識人 」と遭遇した。

自称・常識人の動向を観察して思った・・・
自称・常識人は、
他人の行為に対し、陰で、
「 あのひと常識ないよね・・・」
「 そんなこと常識なのにね・・・」
などという言葉を頻繁に発する。

こういう人に限って、自分が不利な立場になると、
自分本位の尺度で、自分の行為を正当化し、
太々しい態度を取る。



自分が知っていることが、常識であり、
それを知らない者は「 非常識 」と認識していいる。

知識や経験を、ひとに伝えたり、
教えたりする能力、言語力がない。
それを隠蔽する為の手段として、
「 常識だ 」という言葉を吐く。

それは同時に、自分の能力の無さに対する憤りを、
他者に対して転嫁しているとも思える。

大きな声で何の恥じらいもなく闇雲に
「 そんなことが分からないのか!!常識だろ!!! 」
という言葉を吐くのは、
古いタイプの人間(高齢者)に多い傾向。
若しくはそれに準ずる時代遅れの中堅。

最近の若い人は、優秀であると思っています。
これからの時代「 常識だ!!! 」という言葉を、
軽々しく使わないことが 「 常識 」となるだろう。


コメント
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