名古屋の白ウサギ・1964年生・

自称、宗教家・宗教家は、職業ではなく「生き方」です。
職業・会社員

これは・・真剣勝負

2021-01-02 | 思う事


誰に対しても親切な人がいます。

何かを頼まれたら、イヤとは言わない。
(イヤとは言えない)

どんな事でも嫌な顔せず
ニコヤカな表情で何でも引き受ける。

他人から何かの被害を受けても決して怒らず、
ニコヤカに赦す。

謂れのないことで、非難中傷を受けても、
反撃せずニコヤカに笑っている。

意地悪されても、怒ったり抗議したりせず、
ニコニコ笑っている。

親切心が強く、困っている人を見ると
自分のことは後回しにして助ける。

心優しく、弱者への同情心が強い。



このような「善いひと」が・・・

自分の生き方に悩み、追い込まれて苦しくなったとします。

そして、このことを
宗教系のエライ先生に相談したらどうなる??

自称・エライ先生は・・
この人を称賛・絶賛・賛嘆するでしょう。



「あなたは素晴らしい!!! 
どんな動機であれ、善行は尊い。
あなたは陰徳を積んでいる。天に宝を積んでいる、
因果報応・・他人に親切を施せばそれは必ず貴方に帰って来る。」



もし、私がこの場所に居合わせたら、
相手が自称・エライ先生であっても、
遠慮なく申し上げます。



「無責任な事は言わないで頂きたい!!!
貴方の単純な思想は、
人をどん底に突き落とすでしょう。
人の心理は螺旋状に渦巻いています。
そんな型にはまった定型文で
語ってはなりません!!!」



愚かな自称・エライ先生の鼻をへし折る事が出来るのは、
異種同類の「愚かを極めたウサギ仙人」
の役割であると思っています。

愚かなウサギ仙人が・・愚かさを持って、愚か者を制する。

自称・エライ先生の耳障りの良い、
その場しのぎの言葉を真に受けたら、
この善良な人は奈落の底に落ちてしまうでしょう。



最悪の場合・・・自〇・・・
に追い込まれる可能性もあります。

私はその実例を知っています。

もし、こうなった場合・・
自称・エライ先生は言うでしょう・・

「霊的な要因でこのような結果になりました」

後付けの霊言・・・です。

     

自分に理解・説明できないことは何でも
「霊的な事象」とい言って逃げるのです。

     



行為に意味はない。
「行為の前提」が重要。

「善い行い」「優しい人柄」という行為(現象)に意味はない。
その行為(現象)の前提こそが肝心。

コンプレックスの反動としての
「善行」「親切」「和顔」は、
自分の身を削る。。。
得るものはない。

自己肯定感が低いひとのなかには、
コンプレックスや抑圧の反動として、
自己防衛の為に「善い人を演じる」
場合がある。

これを心理学では「防衛機制」と言うらしい。

綺麗ごとばかり言ったり・・・
人に対して過剰に金品を貢いだり・・・
過剰な親切を施したり・・・

この前提は・・
自分に自信が無い。
潜在的な大きなコンプレックスを内在してる。

自信喪失が慢性化すると、
人から嫌われることに過剰な恐怖感を持っようになる。

このような人は、
自己防衛の為に「常に良い人を演じ続ける」という
性癖を身に着けてしまう場合もある。

良い事をしているが、
その行為とは、
自己否定とコンプレックスの裏側であり、
「善い行い」を「楽しんでいる」のでなく、
自分を追い込み、「苦しんでいる」。

こういうタイプの人間は「自分と他人との境界」
が出来ていないことが多い。

それ故に、何かを頼まれると断ることができない。

自分の正当な権利や利益を主張することができない。



この「境界線」が構築されていないと、
どんな場合も、
自分を犠牲にすることが善い事であり、
宿命であると思うようになる。

それは強迫観念でもある。

そのキャラクターを維持することが
自分の居場所を確保する唯一の手段であり、
それ以外に自分の居場所を確保する術が思いつかない。

そして、極限まで自分を追い込んでしまう。

このような人格が形成された背景には、
多くの場合、成長期に於ける
親子関係、若しくは人間関係が起因しているように感じます。



私の知る限り・・・
これが重症化すると、自己破壊を招く・・・

このようなお気の毒な「善人」は多く見て来ました。

胸が痛みます。




まず、肝心なことは、

1・・・「善行の前提」「良い人である動機」。
2・・・「人情深く、同情しやすい性格」の前提。
3・・・優しさの裏側にある「心の弱さ」・・・

この3つをを見極めること・・

もし、この3項目が
「良い人」「善人」の前提だった場合・・・・

お互い、痛みは伴いますが・・・

この部分を鋭くエグリ出し、
そのあと、「本当の自分」「真実の自分」
を見つける手助けする必要がある。

 これは・・真剣勝負 

不自然な心理的動機を軸とした
「善い人を演じる」行為を
取りあえず辞めさせないと悲惨なことになる。

この「魔物」を追い払うことを
何よりも最優先しなけらばならない。

魔物を追い払ったとき、
「真実の自分」が光を放つ。

真実の自分とは、神の分霊・・仏の分身。



もちろん・・・善行は尊い事である。
されど、そんな事・・・誰でもわかっていることです。

そんなレベルの話は昭和の
度経済成長期までのお話しです。

人間は進歩している。


誰にたいしても・・
どんな時でも・・・
どんな場所でも・・

エンドレステープのように
定型文を連呼する輩にはご用心あれ。
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綺麗な言葉に惑わされると、大きな怪我をします。

2021-01-02 | 思う事


はれのひ事件・・・概要・・・


「はれのひ (Hare no hi)」振袖の販売店、4店舗を運営。
フォトスタジオも運営。
着物を着ての撮影や記念写真の撮影などを行っていた。

品揃えの豊富さや価格の安さをセールスポイント。
店舗スタッフは全員女性。

2020年までの全国100店舗展開や、
株式上場、日本国外への進出も構想していた。



2018年1月8日の成人の日。
はれのひの福岡天神店を除く3店舗が突然閉鎖される。
着付け会場へも振袖が届けられていないことが発覚。

振袖を着られなくなったことで、
警察への通報が200件ほど寄せられる。

成人式に振袖を着られない。
レンタル料も返金されず。。

はれのひの社長は、事件発覚後、雲隠れ、音信不通状態。

負債が約10億8500万円。
資産は振袖を売却した1620万円。

2018年7月30日には、はれのひは法人格が消滅し、倒産(破産)。

社長と嫁・家族はアメリカに逃亡
その後、ビザが切れて日本に帰国、逮捕される。
詐欺容疑(粉飾決済)。


「はれひ」の社員は、毎朝、
社長の座右の銘、
キラキラ言葉なる社訓を復唱させられていたそうです。。。

(社員に悪意はなく、社員も被害者です)



愛してます
ツイてる
嬉しい
楽しい
感謝してます
幸せ
ありがとう
許します


(この言葉はすべて、斎藤一人氏の教義のパクリです。)



社長に対する挨拶は『お疲れ様です、感謝します』。

電話に出る際は、『お電話有難う御座います、感謝します』 

    

「感謝」・・・尊い言葉です。

嬉しい・・楽しい・・感謝・・・・幸せ・・

・・ありがとう・・許します・・

深く尊い言葉です・・・



だからと言って・・・
この言葉を連呼する人が・・
信頼できる人(会社)であるとは限りません。



いえ、言葉と人格は無関係です。

言葉と信用は無関係です。



世のなか・・スピリチャアルな言葉が溢れています。

呪文と化した、
綺麗な言葉に惑わされると、大きな怪我をします。



善い言葉を隠れ蓑にしている人も多くいます。

善い言葉で相手を安心させて騙そうとする人も多くいます。

悪意はないけど、良い言葉を呪文をのように連呼して、
自分に都合の悪いことがあると、
思考停止する幼稚な輩も存在します。

感謝・・感謝・・と唱えるが、
誠意がなく、行動が伴わず、肝心な部分で
ダラシナイ人間も存在します。



こういう輩に関わると、痛い目に遭います。





信用すべきは・・・自分自身のみ。

信用すべきは・・自分の内に宿る「神」

信用すべきは・・・自分の内に宿る「先祖想い」









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