名古屋の白ウサギ・1964年生

自称・宗教家・・宗教家とは職業ではなく「私の生き方」です。
職業・会社員、投資家  趣味・偽善事業

因縁の変則的均衡

2023-01-12 | 思う事
三島由紀夫は言いました。

「本当の悪党は犯罪なんか犯さない」



「本当の悪党は犯罪者になるような
リスクは犯さない」

と言う意味であると思う。

私の知る限り・・
本当に悪い奴、腹黒い人間は、
犯罪になるか、ならないかの
一線を知っている。

もし、
犯罪を犯した場合・・
お縄になったり、非難されたり、
信用を失ったり・・

その損失は甚大である。

犯罪を犯して得する事はない。

本当に悪い奴は・・
その辺の事が良く分かっていて、
その一線を超えない範囲で悪事を行う。

「本当の悪党は犯罪なんか犯さない」

三島由紀夫の言葉は鋭いと思う。



逆に言えば・・・

心優しく、
善良で正義感の強い人間の方が
犯罪を犯す危険性が高いとも思える。

純粋で、真面目で、
正義感が強い人ほど、

何らかの問題で追い詰められたとき、
損得勘定が出来なくなり、
成り行きで最終的に犯罪を犯すことが多い。

現に、私の知る範囲内でも・・
犯罪を犯した人は、
「良い人」が多い。

 善人は、
罪を犯さないが、
犯罪を犯すことは多い。

 悪人は、
罪を犯すが、
犯罪を犯すことは少ない。



この理不尽な
現象世界の中に、

人間の弱さ・・
人間の性(サガ)
を観るような思いがします。

この一見、不条理な世界の中で

逃げず、誤魔化さず、
  明るい心で 

綺麗な華を咲かせる



これが人生の目的であり、
課題でもあると思う。

善人にも多くの課題があると感じる。



和〇山で起きた二つの事件。

 1つは1998年、町内会の祭りで起きた
科例毒物混入事件。

この事件の容疑者は有罪となり、
極刑の判決をうけている。

 もう一つは、2018年
和歌山県の資産家(通称・丼ファンさん)が
不審な死に方をした事件。

この事件も容疑者が拘束されています。



ここからは、
あくまでも私のセンサーが察知する
事ですが・・
(持論・推論・第六感)

この2人は冤罪であると思っています。

 毒物混入事件は、
他に真犯人がいると感じます。

 資産家変四事件は、
突然の病四であると感じます。

 但し・・

この二つの事件の容疑者は、
2人とも、かなりのワルであると感じます。

悪であるが故に、
そのような割の合わない事はしない・・・
との推論も成り立ちます。

毒物事件に関しては、
有罪判決を受けた容疑者の
旦那も同じことを言っています。

「私も妻も・・
相当なワルである・・
それ故に・・
そのような割の合わない犯罪犯をする筈がない」

「ヒ素の怖さを知らない人間が行った犯行だと思う」

この夫婦は、保険金詐欺で得た金で
優雅な生活をしていましたが。

この事件の容疑者としてお縄になり、
全てを失いました。

この夫婦、損失のみで、
何のメリットもない事をするような
人ではないと思います。



資産家変四事件の容疑者に関して感じることは・・

この若い女性もかなりの
ワルであると感じます。

彼女の素行の悪さが、
「絶対に彼女の犯行である」
と言う結論を呼び寄せた。

法的な結論と、真実は別問題。



 やっていないのに
犯人にされる・・・・・・

 真犯人でないにも関わらず、
罪を問われる・・・

もし、この2人が「かなりの悪人」である・・・
と言う前提で考えるなら・・

これ、最大級の「処罰」となる。



相手が悪人だからと言って
やっていない事を
やったことにしてしまう・・

正義の為???
天罰をくだす為???

もし、この二つの事件の
容疑者が無実なら、

冤罪を作り上げた人達も
大きな罪を犯したことになる。



不可思議なカラクリ・・・

言葉では言い表すことが出来ませんが、
敢えて言葉にするなら、

 因縁の変則的均衡 





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