名古屋の白ウサギ・1964年生

自称・宗教家・・宗教家とは職業ではなく「私の生き方」です。
職業・会社員、投資家  趣味・偽善事業

戦後処理の終了

2023-01-15 | 金融


1950年、
敗戦後の財閥解体により
「日本製鐡」
の社名は消えた。

その後、再編を繰り返した。

「新日本製鐡」 



2012年に
「新日鐡住金」

そして・・

2019年4月・・
「日本製鉄株式会社」
に社名を変更した。

敗戦後、解体された
「日本製鐡」は
69年の歳月を経て、

元の名前に戻ったことになる。

「日本製鉄」

「製鐵」と言う字が、
「製鉄」に変わっていただけで
社名は復活した・・



この出来事は、
大きな意義があると思う。

かつて日本は
大東亜戦争に敗れ、
敗戦国となった。

そして復興の道を歩んだ。



「日本製鐵」復活は・・

日本経済の
戦後処理の完了を意味する
象徴的な出来事であると思えます。



2022年6月・・

日本製鉄は、
トヨタ自動車に宣戦布告しました。

特許権を侵害したとして、
ヨタ自動車を提訴。

トヨタは日本製鉄にとって
大口の顧客です。

鉄屋さんが、
有力な顧客であるトヨタを訴える・・・

それも、事前に協議することなく
いきなり、
問答無用で、先制攻撃



トヨタ自動車にとっては
想定外の出来事であったと思います。

賠償額は200億円位であると言われています。

日本製鉄が、有力な顧客である
トヨタを訴えたことは
歴史に残る大事件であると思います。

「花形産業交代」
の幕開けを意味すると思います。

日本の産業の
力関係が大きく変動する時期が
来たとも言えます。

日本製鉄の動向は、
まさに、
これからの日本経済を予見させる、
重要な事象であると思います。



高度経済成長・・

バブル崩壊も経験・・

77年の歳月を要したが・・

「敗戦処理」が終わった・・・

日本の戦後処理は終了。


 日本復活 

新しいステージが始まる。



因みに・・・

私は2022年
(日本製鉄がトヨタに喧嘩を売ったとき)

それまで持っていた
トヨタの株を売り払いました。

そして、そのお金で
日本製鉄の株を買いました。

勝たねばならぬ・・・・・




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