キツネと葡萄

自分の一生のなかで、起きることは全て
自己責任
こう考えないと、一歩も前に進めないような気がします。

今までを振り返ると、
自分の思いどうりにならなかったことはいくらでもあります。
不運に見舞われたこともあります。

その中には、素直に、　自分がわるいんだ・・・　
と思えることもたくさんあります。
でも、
そうでない事も多くあることは確かです。

たとえば、もって生まれた遺伝的要素とか、
先天的能力とか、潜在的資質とか、因縁だとか、
自分ではどうにもならないことがあることも事実です。

振って沸いてきたような不可抗力も確かにあります。
「　なんで俺がこんな目にあわなければいけないんだ！！！　」
そう思ったことも過去を振り返れば多くあります。

・・・・・・・・・・・・・・・おなかのすいたキツネが、
棚からぶら下がっているブドウを取ろうとして、飛び上がる。
高くてとどかない。
どうしても取れないとわかると、
キツネは言った。

　まだ青くて食えないや　・・・・・・・・・・

これは、幼いころ読んだイソップ童話に出てきたお話です。


・・・何かのせいにするな！！！　不運も自分の責任、不可抗力も自分の責任、
この世で起きる全てのことは　自己責任、・・・・・

理不尽な思いに苛まれたとき、
こう自分に言い聞かせる以外、一歩前に前進する方法は無いように
思えてなりません。