「 神州清潔の民 」
この言葉を始めて知ったのは、
高校生の時に読んだ、
長編小説 ・・山岡荘八著の『 吉田松陰 』
だった。
この作品は、松蔭の幼少期に受けた教育や、
当時の家庭環境などが、ドラマ仕立てで表現されていた。
松蔭の幼少期を描くなかで、頻繁に出てきた言葉が
「 神州清潔の民 」であった。
この言葉の意味するところは、
「 大和民族は古来より、
清潔を重んじて来た誇り高き民族である。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/minus.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/light.gif)
戦国時代(16世紀)に日本にやって来た宣教師は、
日本の街や、個々の家庭生活習慣などに触れたとき、
日本人が清潔である事に驚いたようだ。
箸を巧みに使いこなして食事をする姿にも驚いた。
当時、西洋では、フーオークを使わず、ナイフだけを使い、
あとは、手で食事をしたいた。
山岡荘八の描く幼年期の吉田松陰を取り巻く環境のなかには、
その根底に「 清潔の民 」という価値観が表現されていた。
日本人は、当時から風呂好きで、貧乏で金が無くても、
とにかく風呂を沸かして入ることに
意義を感じて努力していたようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_nomal.gif)
今になって私が思うに・・・
日本人の底力は、「 神州清潔の民 」
という言葉に秘められているような気がする。
日本が世界に誇る、
精密な技術も、繊細なサービスも、お行儀の良さも、
こういった精神的な基盤の集大成であると感じる。
私の好物は「鳥の唐揚」
時々ではあるが、
街の中華料理屋に「鳥の唐揚定食 」を食べに行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/90/9168b8412c13925ed2d083741d09e6b5.jpg)
今まで多くの店で、鳥の唐揚を食べてきた。
そのなかで感じた事・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/7f/24a304e5bd1195da44ebbd6481d53439.jpg)
これは昨日、行った台湾人が経営する
街の中華料理店の厨房の様子。
ステンレス張りの壁面がピカピカになっている。
カウンターや、テーブルも、油汚れなどまったくない。
余計な私物や、運営に関係の無いものは一切置かれていない。
テレビが置かれていない場合が多い。
この様子を見ただけで、この店の実力が判る。
こういう基本的な部分での清掃が
徹底されている店にハズレはない。
何を食べても美味しいし、満足感がある。
そして、客層も良い。
台湾人の経営する店は、ほぼ例外なく
基本的な清掃が徹底されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_lose.gif)
その反面、
日本人が個人で経営している街の中華料理屋は、
失望する事がよくある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_z.gif)
テーブルの上に置かれた、
調味料やラー油などの容器はは、油でコテコテの状態・・・
汚れた小瓶に入っているラー油は酸化していて、
古い油独特の風味がする。
なぜか、壁には野球選手か、売れない芸人のサイン色紙が
ラップに包まれた状態で貼ってある。
厨房の壁は、黒い油や煤がゴッテリと蓄積した状態・・
厨房で料理する人間は、やたら音を立てる。
通常、料理人は白衣か、専用のユニフォームを着用するが、
こういう店の調理人は、普段着を着て、エプロンすらしていない事もある。
たぶん、出前を受けた時、そのまま出発するためだろう・・・
こういう店は、多くの場合客層が悪い。
こういう店には必ずテレビが置いてあり、
なぜか、野球中継やスポーツ中継が大きな音量で流されている。
テレビの周辺には、埃まみれになった神社の御札や、
呪いみたいな札が置かれている。
その、無神経さに驚かされる。
埃のかぶった、熊手や布袋様とか・・・
といった縁起物が置かれている光景もよく目にする・・・
行儀の悪いオヤジが、カウンターで
野球中継を見ながら餃子をつまみにビールを飲み
クダ巻いている事が多い・・・
この光景を見ただけで、この店の料理の質が分かる・・・
思わず引き返したくなる。
この状態では、売り上げは、常連客を相手に、平行線。
若しくは、下降の一途。
適正な収益が出ているとは思えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_z.gif)
こういう店にも、ごく稀に、「 大当たり 」があるが、
それを見つけるまでにはリスクが高い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_right.gif)
わたしは、日本の文化に誇りを持つ愛国者ですが・・・
この現象に関してのみ云える事は・・
「 情けない・・・」である。
この部分に関して、日本は負けていると感じる。
こういう、台湾の方の姿勢に敬意を抱く。
これから台湾は躍進するだろう・・・
この言葉を始めて知ったのは、
高校生の時に読んだ、
長編小説 ・・山岡荘八著の『 吉田松陰 』
だった。
この作品は、松蔭の幼少期に受けた教育や、
当時の家庭環境などが、ドラマ仕立てで表現されていた。
松蔭の幼少期を描くなかで、頻繁に出てきた言葉が
「 神州清潔の民 」であった。
この言葉の意味するところは、
「 大和民族は古来より、
清潔を重んじて来た誇り高き民族である。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/minus.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/light.gif)
戦国時代(16世紀)に日本にやって来た宣教師は、
日本の街や、個々の家庭生活習慣などに触れたとき、
日本人が清潔である事に驚いたようだ。
箸を巧みに使いこなして食事をする姿にも驚いた。
当時、西洋では、フーオークを使わず、ナイフだけを使い、
あとは、手で食事をしたいた。
山岡荘八の描く幼年期の吉田松陰を取り巻く環境のなかには、
その根底に「 清潔の民 」という価値観が表現されていた。
日本人は、当時から風呂好きで、貧乏で金が無くても、
とにかく風呂を沸かして入ることに
意義を感じて努力していたようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_nomal.gif)
今になって私が思うに・・・
日本人の底力は、「 神州清潔の民 」
という言葉に秘められているような気がする。
日本が世界に誇る、
精密な技術も、繊細なサービスも、お行儀の良さも、
こういった精神的な基盤の集大成であると感じる。
私の好物は「鳥の唐揚」
時々ではあるが、
街の中華料理屋に「鳥の唐揚定食 」を食べに行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/90/9168b8412c13925ed2d083741d09e6b5.jpg)
今まで多くの店で、鳥の唐揚を食べてきた。
そのなかで感じた事・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/7f/24a304e5bd1195da44ebbd6481d53439.jpg)
これは昨日、行った台湾人が経営する
街の中華料理店の厨房の様子。
ステンレス張りの壁面がピカピカになっている。
カウンターや、テーブルも、油汚れなどまったくない。
余計な私物や、運営に関係の無いものは一切置かれていない。
テレビが置かれていない場合が多い。
この様子を見ただけで、この店の実力が判る。
こういう基本的な部分での清掃が
徹底されている店にハズレはない。
何を食べても美味しいし、満足感がある。
そして、客層も良い。
台湾人の経営する店は、ほぼ例外なく
基本的な清掃が徹底されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_lose.gif)
その反面、
日本人が個人で経営している街の中華料理屋は、
失望する事がよくある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_z.gif)
テーブルの上に置かれた、
調味料やラー油などの容器はは、油でコテコテの状態・・・
汚れた小瓶に入っているラー油は酸化していて、
古い油独特の風味がする。
なぜか、壁には野球選手か、売れない芸人のサイン色紙が
ラップに包まれた状態で貼ってある。
厨房の壁は、黒い油や煤がゴッテリと蓄積した状態・・
厨房で料理する人間は、やたら音を立てる。
通常、料理人は白衣か、専用のユニフォームを着用するが、
こういう店の調理人は、普段着を着て、エプロンすらしていない事もある。
たぶん、出前を受けた時、そのまま出発するためだろう・・・
こういう店は、多くの場合客層が悪い。
こういう店には必ずテレビが置いてあり、
なぜか、野球中継やスポーツ中継が大きな音量で流されている。
テレビの周辺には、埃まみれになった神社の御札や、
呪いみたいな札が置かれている。
その、無神経さに驚かされる。
埃のかぶった、熊手や布袋様とか・・・
といった縁起物が置かれている光景もよく目にする・・・
行儀の悪いオヤジが、カウンターで
野球中継を見ながら餃子をつまみにビールを飲み
クダ巻いている事が多い・・・
この光景を見ただけで、この店の料理の質が分かる・・・
思わず引き返したくなる。
この状態では、売り上げは、常連客を相手に、平行線。
若しくは、下降の一途。
適正な収益が出ているとは思えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_z.gif)
こういう店にも、ごく稀に、「 大当たり 」があるが、
それを見つけるまでにはリスクが高い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_right.gif)
わたしは、日本の文化に誇りを持つ愛国者ですが・・・
この現象に関してのみ云える事は・・
「 情けない・・・」である。
この部分に関して、日本は負けていると感じる。
こういう、台湾の方の姿勢に敬意を抱く。
これから台湾は躍進するだろう・・・
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