支持率下落が止まらず、ますます弱っている文雄親分。
そこに来て元気を取り戻しているのが、老害の政治屋こと二階俊博元幹事長。
文雄政権で幹事長を離れ、鳴りを潜めたはずの二階の爺さん。
このまま引退するのでは?とか、もはや終わった老人。
いろいろ言われているが、願望混じりに評する政治屋も多いらしい。
そして今、二階の爺さんは、完全復活を遂げたようだ。
二階は10月31日の夜、文雄の希望を容れて面談。
行きつけの麻布の高級中華「富麗華」で面会したそうな。
だが、文雄は二階を主流派から外した張本人。
二階は、ほとんど口もきかずに追い返したようだ。
今や他にやりたい者がいないから、総理をやらされているだけの文雄。
ところが11月11日の夜、二階は同じ「富麗華」で次のような面々を集めた。
二階派会長代行で腹心中の腹心である林幹雄。
同じく二階派事務総長で元総務大臣の「若頭」こと武田良太。
8月に警察庁長官に就いた露木康浩。
そして露木の前任者、安倍晋三・菅義偉の両政権で「番人」を務めた中村格―。
二階派の最高幹部と警察の最高幹部が飯を食う。
その狙いは何なのかと思ったら、こうらしい。
文雄政権の主流派、とりわけ総理の後見役の武田(地盤が同じ福岡)。
彼を毛嫌いしている麻生太郎副総裁への牽制だとか。
安倍・菅政権では、北村滋(前国家安全保障局長)や中村が情報を統制。
陰で内閣を支えてきたことが政権の安定に繋がっていた・・・(続く)。