今日は、「秋分の日」。
昼と夜の時間が、ほぼ同じになる日。
そして祝日㊗️になる程度の認識だった。
ところが秋分の日から1週間。
これは、ご先祖様を敬い亡くなった方を偲ぶ期間だそうな。
と言うことで、Webを彷徨って学習をしてみた。
あの世を彼岸(ひがん)、この世を此岸(しがん)と呼ぶ。
仏教では、彼岸は西、此岸は東に位置すると言われている。
そしてこの日は、太陽が真東から昇り真西に沈む。
そのため、彼岸と此岸が最も近くなる。
そんなことから、ご先祖様と私たちが通じやすくなる。
そう考えられて来たそうな。
ところで、1年の中で彼岸は、「春分の日」と「秋分の日」の2回。
その時の食べものといえば「おはぎ」と「ぼたもち」。
秋分の日に食べるのは、「おはぎ」で秋に咲く「萩の花」にちなむ。
春分の日は「ぼたもち」で春に咲く牡丹の花にちなむんだって。
また、牡丹の花は大きいので、ぼたもちの方が大きく丸く作られる。
そして材料となる小豆は、秋に収穫される。
だから採れたての小豆が使える秋のおはぎは、皮ごと使った粒あん。
冬を越した春のぼたもちは、硬くなった皮を取ったこしあんを使う。
また、お彼岸におはぎやぼたもちをお供えするのは、こんな理由。
赤い色の小豆には、邪気を払う力がある。
それが、ご先祖様の供養になると考えられていたらしい。
だから、あんこの存在感がある「おはぎ」や「ぼたもち」。
これらがお供えされている・・・そうだったのか。
「春分の日」「秋分の日」は、祝日を喜んで惰性で過ごして来た。
「ぼたもち」「おはぎ」は、甘ければ良い程度の認識だった。
認識不足を猛反省❗️美しい国の歴史をちょっぴり学んだ気分デスね。