函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

改憲に燃える晋三だが・・・

2020年05月04日 04時54分24秒 | 政治
緊急事態宣言は、更に5月31日まで延長。
危機管理能力ゼロの晋三の前にコロナが立ちはだかる景色。
そして、いつ収束するかが見通せない不安があり、苦しむ企業の姿がそこにある。

それに対して晋三は、死活問題の中小企業には無利子の貸付作戦。
一方、仲良しの大企業には、返済不要の1,000億円の出資。
ナント、財政資金を用いて公的支援という美味しい作戦で、いうなれば支援格差である。

世界中に拡大中の新型コロナウイルス感染は、終息が見えない中で・・・。
美しい国の憲法は5月3日、1947年の施行から73年を迎えた。
そして晋三は、3日に行われた「憲法フォーラム」にビデオメッセージを寄せた。

その中で憲法に「緊急事態条項」を盛り込む必要性を強く訴えた。
新型コロナウイルスの感染拡大に触れて、こんな調子。
緊急事態で国家や国民が果たす役割を、憲法にどう位置づけるかは大切な課題だ!
コロナウイルスをダシに使うところが、実に小憎たらしい。

振り返れば晋三は、2017年の憲法記念日に2020年の改正憲法施行。
そして憲法第9条への自衛隊明記を提起。
2017年衆議院選、2019年参議院選でも改憲を訴えて来た。

憲法改正への意欲を堅持し、9条や「緊急事態条項」新設を巡る議論活性化を期待する晋三。
親分の意をくむ自民党vsコロナ対応を最優先とする主要野党。
その溝は深く、今国会の議論は、コロナのおかげで停滞中。

結果、来年9月までの自民党総裁任期中の改憲実現は、事実上困難な情勢らしい。
良かった、よかったと喜ぶのは、まだ早過ぎるねぇ。
狡猾な晋三のことだから、ただ今、次なる一手を思案中?

出てくるのは、自民党総裁任期の延長作戦なんだろうなぁ・・・。

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