函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

三者三様の思惑

2012年05月08日 04時51分55秒 | オヤジのつぶやき
心から本当に、被災地のことを思っているのだろうか。
うがった見方・言い方をすれば、すべからく金に絡んでいまいか。
国や都道府県、市町村の動きを見ていると、そう思うことがしばしば。

国は、被災者への補償額を減らしたい・・・。
県は、住民税や国からの地方交付税を減らしたくない。
そのような諸々の思惑が、国や自治体の頭の中にある?

それが原因で、住民の自主避難を躊躇・困惑させる。
おまけに、被曝に拍車をかけている現実・・・。
これが、福島原発による事故の延長線上に居座っている。

そんな中で、北海道電力の泊原発は、こんな調子。
定期検査で停止だけなのに、俄然注目が集まる人気ぶり・・・。
おまけにメディアは、42年ぶりに原子力の灯が消えたと煽る始末。

定期検査に立ち会う原子力安全・保安院の職員は、やや緊張気味。
地域住民の目線に立って安全を確認したい、と気を引き締める。
一方、地元の泊村住民らは、突然、全国からの注目度で困惑。

泊原発に近い民宿では、こんな塩梅。
客はほぼ百%が作業員で、今があるのは北電のおかげ。
1日も早く安全を確保して再稼働させ、活気づいた村に戻って欲しい。

原発で潤ってきた地域住民の暮らしは、ここに来て急に陰りを見せる。
生活の糧は、原発再稼働しかないという厳しい場面。
そして、全原発停止で懸念される電力不足は、経済停滞が必至と来た。
加えて、熱中症等の健康や原発の安全性を脅かす問題も浮上。

三者三様の様々な思惑が絡む原発は、実に厳しい夏になりそうだ・・・。

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