今年のプロ野球は、面白かった。
セ・パともに昨年最下位のヤクルト、オリックス。
そんなチームが、ペナントとCSを制した。
そして日本シリーズでは、近年まれに見る激闘を展開。
そして11月27日、ヤクルトが日本シリーズを制した。
そこに見えて来るのは、如何に監督の手腕とチーム育成が大事か・・・だそうな。
両チームの頑張りと裏腹に巨人は、巨額補強を繰り返したがシーズンで負け越す醜態。
それでも原辰徳監督は、3年契約で続投と来た。
そして今、セ・パで一番の注目は、日本ハムのビッグボスこと新庄剛志監督。
OBの広岡達朗氏が語る・・・。
新庄の言ってることは正しいですよ。
ピッチャーもバッターも嬉しかったら喜べ。
しかし、カメラに向かってポーズを取るのはNG。
ランナーに出ても相手選手に挨拶はするな。
優勝は一切考えるな・・・全く間違っていないと言う。
派手なパフォーマンスがいろいろ言われるが、新庄を馬鹿にしてはいけません。
彼の体を見てごらんなさい・・・締まっていて太っていない。
しっかりトレーニングを積んでいる証拠です。
今の時代の監督は、横着な者が多く・・・。
我々の時代のように選手と一緒に走ったりしなくなったが・・・。
新庄ならそれもできるでしょう。
秋季キャンプのたった数日でも、その片鱗は見せています。
自ら車の屋根に立ってバットを差し出し、低い球筋で遠くに投げる練習をさせていた。
内外野をシャッフルしたノックを自らしていた。
これらは、選手の潜在能力を浮き彫りにすること。
内野手には外野手の、外野手には内野手の心理を理解させることを目指した練習。
その先頭に自ら立っている・・・。
いやはや、来年のペナントレースは、日本ハムから目が離されない景色デスねぇ。