函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

リトアニアとトルコの善意

2022年06月05日 04時55分05秒 | オヤジのつぶやき

今や軍用ドローン「バイラクタル」は、ウクライナの救世主に大出世。

多大な戦果を受けて、ウクライナ国民の間ではバイラクタルを称賛する歌がSNSで流行中。

また、首都キーウの動物園では、キツネザルの赤ちゃんがバイラクタルと名付けられたとか。

ところでリトアニアの人々が、約7億円の寄付金を集めて・・・。

ウクライナに軍用ドローン1機をプレゼントしようと企画した。

リトアニアのネット放送局が5月25日、1機の購入費用として・・・。

500万ユーロ(約7億円)の資金提供を視聴者に呼びかけた。

ところが、わずか3日半で資金の目標が達成されたそうな。

これを知った製造元のバイカル社は、「名誉ある資金調達」として・・・。

代金の受け取りをせず、無償でリトアニアに1機を寄付するとなった。

おまけに集まった寄付金は、ウクライナの人道援助に使って欲しいだって!

リトアニア国防相は、「トルコよ、ありがとう!」と感謝のメッセージ。

ウクライナ軍が、ロシア軍への反撃で大活躍しているのが・・・。

トルコ製の軍用ドローン「バイラクタルTB2」だ。

製造元は、トルコのバイカル社で全長6.5m、翼の幅は12mの無人航空機。

レーザー誘導爆弾を搭載でき、遠隔操作や自動操縦を使って約27時間にわたり・・・。

半径300km圏内を飛び続けることができるそうな。

これまでにウクライナは36機を発注し、ロシアへの反撃に使用中である。

ところでロシアは、バイラクタルTB2のウクライナへの提供で、トルコに不満を表明して来た。

しかし、トルコ政府高官は、民間企業が販売したものであると一蹴。

国家間の取引ではない、と強調しているそうな。

健全な良識を持つリトアニアとトルコの対応には拍手、拍手ですねぇ。

一方のプーチンおじさんは、病床で苦虫を噛み潰しているに違いない・・・。


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