新型コロナウイルス対策に藉口して、またまた税金の無駄遣い。
美しい国が、地方に配った「地方創生臨時交付金」。
その総額は4.5兆円に上り、使途はこんな予定だった。
飲食店等に休業要請する際の協力金をはじめ・・・。
感染拡大の防止や経済活動の回復等を目的とする事業に使われる。
しかし、中には理解し難い使い方をしている景色も見え隠れ。
地方創生臨時交付金2,000万円を投入した仮想徳島城天守閣。
白と緑で薄くイルミネーションされ、下部にプロジェクター映しされた阿波踊り映像。
更には2,500万円を賄った巨大なイカのモニュメント。
高知県高知市は、プロジェクションマッピング等で彩った金魚を展示する「アートアクアリウム展」を開催。
交付金から全てを支出し、総事業費は3億7,500万円。
地元のメディア曰く、いつ見てもガラガラ状態・・・。
主催する高知市観光協会の事務局長は、こんな言い訳に終始。
来場者数の累計は、1月末までで約28,000人。
このペースだと、目標来場者数(8万~10万人)の達成は現実的に厳しい。
会場は換気等の対策も徹底しており、混雑していない。
だから当初予定していた入場制限をせず、来場者はゆっくりと楽しんでいただける・・・。
また新潟県は、こんな調子。
県立歴史博物館の空調設備や照明のLED化、PR動画の製作費等に交付金から約9,993万円を充当。
アフターコロナのために、地域の魅力を磨くことは認められている。
その一つとして歴史博物館の改修を事業化した。
沖縄県中城村は、交付金に「萌えキャラ」で600万円を使った事業で、ただいま炎上騒動中。
広島県三次市は、公用車の買い替えで10台のマツダ車を購入。
公用車10台の購入は、地域産業の回復の一助として応援のために事業を行った・・・。
血税を活かして使うという発想のない痴呆自治体。
巨額の税金投入したコロナ対策を何と考えているのだろう。
これでコロナを封じ込めれる訳がないだろ?
呆れてものが言えない美しい国の散財劇である・・・。