プーチンの周辺で異変が起きているようだ。
政権を支える新興財閥「オリガルヒ」が、次々に謎の死を遂げる展開だ。
ロシアの経済紙によれば、こんな塩梅。
国内で数十店舗を展開するレストランチェーン。
そこの共同創業者が、5月1日に死亡。
モスクワの自宅マンションで、頭を銃で撃たれて死亡。
不気味なのは、これまでもオリガルヒの不審死が相次いでいることだという。
2月24日のウクライナ侵攻開始前から少なくとも7人が怪死とか。
ロシアの天然ガス独占企業子会社の元副社長は・・・。
4月18日、モスクワ市内の住宅で妻と娘を射殺した後に自殺したとされる。
その翌日、天然ガス大手社の元副会長がスペインの別荘で妻子と共に死亡。
口封じで粛清された可能性が大らしい。
メディアは、7人全員が自殺したとされているが、短期間に次々に自殺。
これは、さすがに不自然で、プーチンに粛清された可能性が高いのではないかと指摘する。
ロシア政治に詳しい大学教授も、こう語る。
これまで亡くなったのは、プーチンの秘密を知りうる立場の人物が中心。
口封じのために粛清されたと見るのが自然。
特にロシアの主要産業であるエネルギー関連企業。
その内部で、金の動きを把握していた幹部ばかりが死亡している。
プーチンの汚職の実態を知っていたため、殺された可能性がある。
ただし、1人はエネルギー関連でなく、飲食関係。
恐らくこの方は、今回の軍事侵攻に批判的な意見を周囲に漏らし・・・。
それがプーチンの耳に届いたのだろうと推測する。
今後も、あらゆる業種のオリガルヒが粛清の対象になるだろう・・・だって!
それにしてもオリガルヒは、政権と繋がって金儲けをして来た。
そして虎視眈々とポストを狙っている「オリガルヒ候補」は数多らしい。
ウクライナの侵攻、そしてウクライナ人の虐殺等々、酷過ぎるねぇ。
プーチンは、何人粛清すれば気が済むのかねぇ。
それにしてもロシアという国は、怖い国だなぁ・・・。