カルト教団の集金パワーには、心底驚かされる。
カルトに恐怖を煽られ貯金を下ろし、保険を解約して金策。
あるいは、家や田畑まで売り払う。
足りなければ、借金までして生活切り詰めて献金。
かつて旧統一教会の宣教師が、美しい国の信者に・・・。
「献金の勧め」をやっていた手口はこうだったらしい。
韓国人の宣教師はこう叫ぶ。
この誓約書にすべてを書いて!
自分の夫の名前、妻の名前電話番号、所属、そして自分の所有権の内容!
自動車から家、ビルディング、田畑等、全部書きなさい!
そしてみんなで気分高揚・・・まるで集団催眠にでもかかったような景色。
実はこれが、今の美しい国の姿そのものにも当てはまるらしい。
東アジアの安全保障環境が激変したと煽る。
北朝鮮のミサイル開発、核開発とか中国の海洋進出等々。
近隣諸国の脅威を煽って、軍拡に一目散の佇まい。
煽っているのが米国(教祖)で、手下(宣教師)が自民党。
それに忖度する支配層、三流メディアという構図だ。
戦争放棄、憲法9条、専守防衛、防衛予算GDP比1%。
米国は、これら全部を変えるように要求しているらしい。
国内でも、防衛力強化に「賛成」は71%。
財源は、「国債」43%・「増税」20%。
そして米国から爆買い予定の兵器は、こんな塩梅。
オスプレイ、F35、グローバルホーク、THAAD、SM3。
はたまたイージス・アショア、トマホーク500発等々!
国民負担率(国民所得に占める税社会保険負担)は、10年前は、30%台だった。
しかし去年は48%・・・実に半分は美しい国に持って行かれてしまう。
江戸時代は、「五公五民」(50%)で餓死者が続出で、一揆が起きたらしいが・・・。
今の美しい国は、そのレベルのようだ。
それなのにトマホークを爆買い、防衛費を倍増、増税だ、国債だとはしゃぎ回る。
しかも日本が軍備を増強すれば、他国にはそれが脅威となる。
結果、他国は更なる軍拡に走り、危険が一層高まるとの指摘もある。
美しい国は、資源も人口も限られており、エネルギーや食糧の自給率も極めて低い。
しかもいくらミサイルを爆買いしても、敵のミサイルは無尽蔵。
全てを撃ち落とすことは不可能に近いらしいねぇ。
しかも原子力発電所を50何基も抱えている美しい国。
戦争になったら原発が狙われて一巻の終わりだろ?
防衛費を増やしたり兵器を爆買いをしたところで意味がないよなぁ。
「平和の党」を自称する公明党や「補完政党」維新の会。
はたまた野党も国民民主や立憲民主までもが追随する景色。
政治屋軍団による軍国カルトには、困ったものだねぇ。