函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
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侵攻の影響(その2)

2023年03月04日 07時51分08秒 | オヤジのつぶやき

そして新興国では、食糧不足が深刻になって来た。

小麦等の価格高騰と供給不安を一層高めているようだ。

ロシアの年間の小麦輸出量は世界全体の約2割、ウクライナは約1割。

両国合わせて約3割を占めているそうな。

ところで米シカゴ商品取引所の小麦先物価格は、こんな推移とか。

20211月には6ドル程度だった。

それが侵攻後の20223月には13ドル超と史上最高値を更新。

その後の価格は下落して、足元では7ドル台で推移している。

しかし、肥料価格の高騰が供給不安を高めているという。

肥料の3要素の1つであるカリウムの生産量は・・・。

ロシアとベラルーシで世界の4割近くを占めている。

そして肥料価格の高騰に人件費の増加もあり、コストが大幅増。

もともと割安なロシア・ウクライナ産の穀物。

これらは、中東やアフリカなどの新興国・途上国向けの輸出が多かった。

しかし侵攻以降、大幅に減少したまま。

先進国に買い負ける新興国・途上国では、食糧不足が深刻化。

政情不安に陥る国々も少なくない情勢にあるようだ・・・(続く)。


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