消費者庁

相次いでいる食の偽装問題を受けて福田首相は、頑張っているようだ。
消費者行政の一元化に向けて「消費者庁」構想に意欲を見せている。

政府は過半、観光業界などが実現を要望している「観光庁」について、「国土交通省が来年度予算概算要求に盛り込む」との見通しを明らかにしている。
観光立国推進基本法が施行され初の予算要求となるだけに「観光立国にふさわしい予算にしたい」と強調。
ウン、ウン・・・でも観光庁なんて不要だよ。

環境問題、雇用問題、年金問題など重要課題は、山積みで中途半端。
そこにきて、何が観光庁、消費者庁構想？
国、省庁とも真摯な仕事をしているようには見えない・・・・。
消費者庁を作って、既存省庁の仕事をどうするというのだろうか。
独立行政法人統廃合でも徹底抗戦した各省庁のこと、「消費者庁」構想は素直に受け入れ難い。

まずは、官僚の「頭の中の意識改革・構造改革」が先決。
年金問題でも調査が中途半端で虫食い状態、調査の信頼性に疑問符がつく雲行き。
こんな社会保険庁を解体・・・あまつさえ「観光庁」「消費者庁」を新設したい？・・・・。

「美しい（はずの）国」を操縦する福田機長。
対テロ新法もできた・・・・喜び勇んでフライト中。
視界不良となり空中分解しなければいいのだが・・・・。
これからの日本が、ますます分らなくなって来た。
今年も大変な年になりそう～。